幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
秋山の5ファール退場で代わりのCが必要になる友力。そんな中、浩太が出場を直訴。修也達と仲が悪くなった理由を理解した浩太は、自身のやるべき事を理解し………!?


第227話 これが俺の誠意だ

優「(ここに来て9番、林川浩太が戻ってきた………?ここでファールしやすい 4ファールの奴を戻したってリスキーなだけだ………何を考えている………?)」

 

優にとっても浩太の復帰は疑問だった。そして、修也も首を傾げる様子を見せる。

 

修也「………何しに戻ってきた?」

 

修也が浩太に対しそう問いかけると………?

 

浩太「………これまでの無礼は後で謝る。だから今は………戦わせてくれ………!」

 

浩太は修也に対し土下座をする。これには修也どころかアリサや芽衣も驚いていたが………

 

身軽「皆、次は浩太優先で攻めていこう」

 

身軽が浩太中心の攻めを指示。

 

身軽「本気がどうかなんて、次のプレイで分かる。本気じゃないならどうせ退場するし」

 

身軽はそう言って半ば浩太を試すようにそう呟く。

 

芽衣「………分かりました」

 

身軽の言葉に芽衣は頷いた。まだ内心は困惑しているようだが、試合という場である以上、私情は捨てるようだ。

 

修也「物は試しか………」

 

修也はそう言って試す事に乗る。だが、その前に優のフリースローである。

 

優「はあっ!」

 

そしてこのフリースローは当然外す事無く見事に沈めた。

 

身軽「さあ、審判の時だ。俺達の勝敗を賭けてな………!!」

 

だが直後、ボールを拾った身軽は芽衣に向けてボールをパスした。

 

芽衣「速攻!!」

 

芽衣はここで速攻をかける。

 

優「速攻を決めさせるな!! ここを守りきる!!」

 

現在のスコアは90vs85。巫魔にとってもあまり押されたくはない。そして、光一と浩太の2人がゴール下でマッチアップ。

 

芽衣「………浩太くん!」

 

芽衣は浩太にボールをパスする。

 

光一「今更お前が相手になるかよ!!」

 

光一はそう言ってディフェンスの構えを見せる。

 

浩太「………俺は愚か者だ。修也達の逆鱗を触り続けたバカだ………」

 

対して浩太は、ブツブツとそんな事を呟く。

 

浩太「なら、俺がやるべき事は………1つだけだろ!!」

 

そして、浩太はボールを持ったまま強気のダンスを狙う。

 

光一「なっ!? (ここでタンクだと!?)」

 

光一は驚きを隠せなかった。体は反射的に跳躍したものの、中途半端なディフェンスとなってしまい、光一はぶつかってしまう。

 

浩太「これが俺の誠意だ!!」

 

浩太はそう言うと、豪快なダンクを炸裂させた。審判の笛が鳴った後………

 

審判「プッシング! 白17番! バスケットカウント、ワンスロー!!」

 

浩太はフリースローを得る3点プレイを形成。そして、光一は4ファールに追い込まれてしまうのだった………

 

 

 

コートに戻ってきた浩太は、1プレイで確かな誠意を見せつけた。友力の敗北は、まだ間近に迫ってはいないのだった………

To Be Continued………




次回予告
巫魔は、優のオフェンスで何とか耐え続けていた。しかし、他の選手達は限界が迫っており………!?
次回「追い詰められた」
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