幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
コートに戻ってきた浩太は、光一相手に誠意を持ったプレイングを見せ、活躍とともに光一を4ファールへ追い込むのだった………


第228話 追い詰められた

優「(光一が4ファール………! でも、ここで光一を下げたらCは間違いなく苦しくなる………!)」

 

優は光一の4ファールに慌てていたが、彼を下げれば浩太に太刀打ちできる選手は一気に限られてしまい、インサイドが弱体化してしまう。その為、巫魔は交代したくても交代出来なかった。

 

優「(それに………美矢の体力もヤバい………!!)」

 

そんな彼等に追い討ちをかけるように、試合全体を通して活躍していた美矢の体力も大きく減ってしまっており、最後まで体力が持たなくなりかけていた。

 

優「(追い詰められた………なら、僕がなんとか点を取り続けるしかない………!!)」

 

優はチームの危機を感じた。それと共に自分が点を取る事で逃げ切る事を考えた。浩太のフリースロー。しかし、浩太のシュートは残念ながら外れてしまった。

 

浩太「し、しまった………!!」

 

浩太は慌てる様子を見せた。

 

修也「何やってんだ馬鹿野郎!!」

 

修也が慌ててリバウンドを取りに行くが………

 

優「はああっ!!」

 

リバウンドを制したのは優であり、優がボールを取ると………

 

優「(僕が………点を取る!!)」

 

優は1人速攻に走る。

 

美矢「きゃ、キャプテン!? 一旦こっちに………!!」

 

美矢はパスを要求するが、優は美矢の体力を慮り、これを無視して走り切り、素早い動きでレイアップを放つ。

 

アリサ「は、速い!?」

 

優が放ったレイアップは綺麗にゴールへ入った。

 

伊吹「よーし! 入った!!」

 

これでスコアは92vs87。5点差へ広がった。

 

美矢「おい、キャプテン。今のは無理に攻めるべきじゃなかったんじゃないか?」

 

だが、美矢はパスをガン無視してレイアップを打った事に疑問を感じていた。優は美矢に視線を向けると………

 

優「無理すんなよ。体力、危ないんじゃないのか?」

 

彼女のスタミナを心配する言葉をかけた。

 

美矢「え? あ、ああ………!」

 

美矢は優が自分を心配した為に独りよがりのプレイングを行った事を察知する。優がディフェンスの為にインサイドへ入る中、美矢は疲労によって重くなった自身の足に視線を向け………

 

美矢「(キャプテンは私達を心配して1人でシュートを打ったのか………マズいな、このままじゃ力豪戦の時と同じ………キャプテン1人に無理をさせちまう事になる………)」

 

またしても優に無理をさせる事を申し訳なく感じていたのだった………

 

 

 

疲労やファールトラブルで追い詰められる巫魔。優が辛うじて点を取って耐え忍ぶも、その限界はすぐ近くにまで迫っていたのだった………

To Be Continued………




次回予告
友力は怒涛の攻撃を見せつけ、次々と点を奪っていく。そして、友力の攻撃によって遂に巫魔は逆転されてしまい………!?
次回「遂に逆転だ」
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