巫魔の疲弊は試合に大きな影響を与えた。そして、とうとう友力は逆転してしまい………!?
巫魔ベンチの空気は暗かった。試合時間残り6分45秒での逆転はかなり厳しい展開であり、有利のまま逃げたかった巫魔にとっては最悪の展開だった。
ゆうか「これはマズい事になったわね………オマケにこっちも半壊状態だし………」
ゆうかもチームの危機を強く感じていた。
美矢「はあっ、はあっ………ぐっ!?」
更に、美矢は疲れに限界が来てしまったのか、地面に膝を着いてしまう。
光一「だ、大丈夫か、美矢!?」
光一は心配しながら駆け寄る。
優真「監督………!! 美矢さんはもう………!!」
優真はゆうかに美矢の限界を訴える。
ゆうか「そうね………優真ちゃん、出れる?」
ゆうかもそれを理解していたのか、優真に出場を依頼する。
優真「は、はい!」
優真はそう言うと、出場準備を行う。
積牙「でも………こっからどうやって………?」
しかし、巫魔の危機という根本的な問題は解決していない為、チームの雰囲気は悪いままである。
優「………まだ諦めるには早い………まだ試合は終わってねーだろ………!!」
だが、そんな悪い空気を壊す言葉を口にしたのは優だった。
伊吹「ゆ、優………!?」
これには誰もが驚きを隠せずにいたが………
優「まだ時間は残っている。そんな中で諦めるバカは全国で勝てない!! 僕は………まだ諦めないぞ!!」
優は諦めない様子を見せる。気を落とせば掴める期待も掴めなくなる。そう考えた為に放たれた優の一喝だった。
春香「優さん………そうですよね………!!」
それに真っ先に同調したのが春香だった。
春香「監督、私も出してください。4ファールだからって黙って試合を見てるなんて嫌です………!!」
同時に春香は試合への出場を要求。4ファールのハンデよりも、試合に勝ちたい思いの方が勝った為か、自らの危機など気にはしていなかった。
積牙「俺も………! 俺も出場させてください! 俺も春香先輩と同じ気持ちです………!!」
そしてそれは積牙も同じだった。ゆうかは2人の出場を認めるべきか悩んでいる様子を見せていた。
優「この試合に勝てなきゃ全国制覇なんて到底無理だ。全国制覇を目指す為にも………この逆境、絶対に跳ね除けてみせる!!」
しかし、優がそう言い放つ事によって、ゆうかは優達の本気を強く感じた。
ゆうか「………分かったわ、結果が退場になったっていい。皆、大暴れしてきなさい!!」
その為、ゆうかは春香達の要求を受け入れる事に。
優達「おおー!!」
そしてゆうかの指示に、優達は気合を入れて答えを返すのだった………
絶体絶命の巫魔は優の言葉で立ち直る事が出来た。果たして、この先の対決の行方は………!?
To Be Continued………
次回予告
フルメンバーが戻ってきた巫魔は、本気の友力とぶつかり合う事に。その中で優vs修也が三度再熱し………!?
次回「今度こそケリをつける」