幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

233 / 650
前回までのあらすじ
修也の言葉で負けじと息を吹き返す友力。そんな中で優と修也はそれぞれ想いを吐露する。それにより、優は再びキレのあるプレイングを見せつけ………!?


第233話 負けるものか

審判「紫、スローイン!!」

 

アリサがコート外に立ちボールを芽衣にパスする。

 

芽衣「修也くん!」

 

芽衣はすぐさま修也にボールをパスする。

 

修也「迷いは晴れたな? ミドレーユ………!!」

 

修也は優に対しそう問いかける。優は静かながらも鋭い目を見せていた。そこに迷いは無い。それがわかっているからこそ、修也は地面を強く踏み締め………

 

修也「今のお前には………この技が相応しい!!」

 

修也はそう言うと、高く飛び上がり、ボールを両手で持つ。

 

光一「なっ!? {強靭なダンク(タフネスダンク)}だと!?」

 

これには巫魔のメンバーは驚いていた。しかし、冷静な様子の優は………

 

優「………! そこだあああ!!」

 

優はこの試合の中で最高潮の高さにまで飛んだ。しかもスピードも後から飛んだにも関わらず、修也を軽く追い越し………修也の持つボールに触れる。

 

修也「………! (やはり追いついてきたか………!!)」

 

修也は驚きつつも、優が追いついてきた事は想定内らしい。

 

アリサ「パワーならシューヤの方が上! 幾らユーが相手でも………!!」

 

アリサは単純なパワーなら修也の方が上と考えていた。しかし、優は修也のボールを押し返し始めた。

 

修也「なっ!?」

 

これは修也も想定外だった。

 

優「負けるものか!!」

 

優はボールを押し返し、叩き落とした。

 

美矢「キャプテンが{強靭なダンク(タフネスダンク)}を破った!!」

 

美矢は驚きの声を上げる。会場内で驚きの様子が見えながらも、優は冷静に零れ玉を拾う。

 

優「春香ぁ!!」

 

優はいつの間にか前線に上がっていた春香にボールを回す。

 

芽衣「っ!? いつの間に春香さんが前線に………!?」

 

完全に不意を突かれてしまった友力。アリサが春香を追いかけるが春香のシュートに対しディフェンスしようとする。しかし、既に4ファールである事から飛べなかった。

 

アリサ「くっ………! (ダメ………ここで退場する訳には………!!)」

 

アリサは諦めるように飛べなかった。春香は綺麗なスリーポイントシュートを放ち、綺麗にゴールへ沈めたのだった………

 

積牙「よし、これで4点差だ!!」

 

積牙はこの点を突き放す展開に喜んでいた。そして優の方へ戻ってきた春香。2人は手を挙げると、ハイタッチをかわした。

 

修也「(春香さんは信じていたんだな………ミドレーユが俺を止めると………!)」

 

修也はその中で、優と春香の強い信頼関係を感じていたのだった………

 

 

 

迷いの無くなった優は、とうとう修也の{強靭なダンク(タフネスダンク)}を攻略した。果たしてこの流れが試合の勝利に結びつくのか………!?

To Be Continued………




次回予告
優vs修也が熱い勝負を見せる中、積牙も身軽にリベンジする事に。果たして、積牙に待つは退場か、それとも………?
次回「俺の運命は」
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。