幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

234 / 650
前回までのあらすじ
迷いの晴れた優は、修也との一騎討ちで彼の必殺{強靭なダンク(タフネスダンク)}を見事ブロック。春香との連携で一気に4点差まで逃げたのだった………


第234話 俺の運命は

そして試合再開、再び芽衣がボールを運び………

 

芽衣「アリサちゃん!!」

 

芽衣が上手い形にアリサへボールをパスする。

 

アリサ「貰った!!」

 

アリサがシュートの為に飛び上がるが、春香もアリサにぶつからないよう飛び上がり、彼女の手からボールが放たれる前にブロックした。

 

アリサ「あっ………!?」

 

これにはアリサも驚いていた。すかさず零れ玉を優真が拾うと………

 

優真「速攻!!」

 

優真は速攻をかける。

 

修也「ディフェンスだ! 特にミドレーユと春香さんは要注意だ!!」

 

しかし修也も声をかける事によって容易にシュートされないよう動く。特に修也とアリサの2人はそれぞれ優、春香へのマークをする事でパスすら出来ないようにする。

 

優「(ぐっ!? 流石修也だ………でも………!)」

 

優は修也の指示を褒める様子を見せる。だが………

 

優「優真! 積牙へパスだ!!」

 

優は積牙へのマークが甘い事に気付き、積牙へボールをパスするよう指示。

 

優真「積牙くん!!」

 

優真はそれに応えるようにボールをパスする。

 

積牙「………!? お、おう!」

 

積牙はパスを受ける。だがその直後、身軽が立ち塞がり………

 

身軽「悪いけど、このまま退場してもらおうかな」

 

身軽はそう言うと、両手を広げて身構える。

 

積牙「(俺の運命は………ここで決まる。ここでダメなら役に立てないまま退場………)」

 

積牙はボールを地面につき始めると、右に動く。身軽も積牙の前に立つように動いた………

 

積牙「だけど俺は………こんな所で絶対終わりにするものか!!」

 

積牙がそう言い放った時、なんと積牙は切り返して左に動いた。

 

身軽「………!! (フェイント………!?)」

 

身軽はこの時になって、これが積牙のフェイントである事を悟った。

 

積牙「これが俺のチームに対する想いだ!! {リバースソニックジャンパー}!!」

 

積牙は普段の{ソニックジャンパー}での動きとは逆方向に動いた反対版{ソニックジャンパー}こと、新必殺技、{リバースソニックジャンパー}を発動。積牙は鮮やかなドライブで身軽を抜いた後、素早くシュートを放つ。積牙が放ったシュートは綺麗に決まり、ここで6点差に差を開いた。

 

身軽「ありゃりゃ………まさかここで俺を出し抜いてくるとはね………」

 

これには身軽も微かながら驚きを見せたのだった………

 

 

 

積牙はこの土壇場で身軽を出し抜いて見せた。これにより勝負の流れは完全に巫魔の方へ戻ってきた。果たして、このまま巫魔は勝利をモノに出来るのか………!?

To Be Continued………




次回予告
巫魔vs友力の対決は遂に残り1分の終盤戦に突入。友力によるシュートで2点差という苦しい場面の中、両チームは激しいプレイングを見せ………!?
次回「ここに賭かっている」
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。