再び激化する巫魔vs友力。その中で、土壇場ながら身軽を出し抜いた積牙。これにより、巫魔の流れは完全に押し戻ったのだった………
その後も巫魔と友力は一進一退の攻防を繰り広げた。しかも誰1人ファールを犯す事は無く、それでいてどちらも点を取り続けるというイレギュラーな展開に、両チームは驚きの連続だった。そして、気がつけば残り1分………
修也「うおおおっ!!」
そしてこの場面で修也渾身のダンクが炸裂し、108vs106の2点差に。
修也「よし、試合はあと1分! ここでまた点を取って逆転だ!!」
修也はそう言って残り1分でも攻めの姿勢を崩そうとしない。
優「まだだ! 全てはここに賭かっている!!」
しかし、優も負けじと声を上げる。友力にとってチャンスなように、巫魔にとってもこの場面は絶好のチャンスである。
優「優真!」
優が優真にボールをパスし、試合再開………
芽衣「今だよ、修也くん、アリサちゃん!! 優真ちゃんについて!!」
しかし、この場面で芽衣は修也、アリサと共に優真へトリプルチームのプレスをしかけた。
優真「………!?」
これには優真も驚きのあまり足が止まってしまう。
美矢「なっ!? この場面でトリプルチームだと!?」
美矢も驚きを隠せず、ベンチから立ち上がる。そして………
美咲「もうすぐ8秒ルールがコールされちゃうよ………!!」
ボールを持った優真がフロントコートに行けてない為、巫魔に8秒ルールのバイオレーションが迫る。
優「優真! 高く上げろ!! どこに着弾する事になってもいい!!」
そこに優が指示を飛ばした。この時点で6秒が経とうとしていた事から、優真は一か八かで素早くも、高くボールを打ち上げた。
浩太「高い………!! でもこれは………!!」
誰もがボールの高さに驚き、ボールは無事フロントコートのインサイドに入りこそしたが………
積牙「(ゴールに入る前に落ちてしまう………!!)」
このままではゴールには入らない。積牙は取りに行こうとするも、そこに身軽がやってきて、彼の前に立つと共にその場でスクリーンアウトをとる。
積牙「なあっ!? (こんな時に身軽さんが………!?)」
積牙は絶望的局面に追い込まれた。だがそこに、白のユニフォームを着た人物が飛び上がる。その人物は4番のユニフォームを着た男………
修也「っ………!? ミドレーユ………!!」
そう、優だった。なんと落下予測地点どころか、落下軌道を読んで大きく飛び上がったのだ。優は空中でボールをキャッチし、そのままダンクで押し込んだ。
浩太「ああっ!?」
流れるように完璧なプレイングを前に、浩太は1歩も動けなかったのだった………
巫魔vs友力もいよいよフィナーレが迫っていた。得点は110vs106。残り時間は49秒となったのだった………
To Be Continued………
次回予告
点を取られた友力だが、最早失敗の事など考えない反撃の姿勢を見せる。慎重ではありつつも相手を読むPG芽衣の頭は、この土壇場で強く冴え渡り………!?
次回「こういう時こそクールだよ」