幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

237 / 650
前回までのあらすじ
友力の反撃。芽衣が土壇場で冷静なプレイングを見せつけ、110vs109の1点差に。しかし、優は諦める様子を見せず………!?


第237話 やってみるしかないか

試合時間は残り25秒、猶予は最早残されてはいない。優真が再び中心となって攻めるが、彼女の前に芽衣が立ちはだかる。

 

芽衣「ここで絶対逆転するよ!!」

 

芽衣はそう言って優真の隙を伺う。

 

優真「くうっ………!!」

 

優真は苦しそうな声を漏らすが………

 

春香「優真ちゃん!!」

 

ここで春香が本来のポジションを捨ててまで走ってきた。

 

芽衣「(スイッチ………!?)」

 

芽衣は春香にボールが渡るのではと考えた。しかし、優真はそれを利用し、芽衣に生まれた隙を突き、積牙にボールをパスする。

 

芽衣「………!! (違う! 10番くんへのパス………!!)」

 

積牙へのパスに対し、完全に隙を突かれる。

 

身軽「おっと、撃たせないよ!」

 

しかし、身軽がディフェンスに入ってきた。元々積牙を抑え込める強さを持つ身軽がディフェンスに来た為、積牙はやむなく光一へパスする事に。

 

光一「うおおっ!!」

 

光一はシュートを狙う。しかし………

 

浩太「止める!! うおおおっ!!」

 

浩太が光一の持っていたボールを叩き落とした。

 

光一「しまった………!!」

 

光一は驚きを隠せずにいた。落とされたボールを身軽が拾おうとしたが………

 

優「させるか!」

 

優が土壇場でボールを拾い上げ、身軽をかわした………

 

修也「ミドレーユーー!!」

 

しかし、ここで修也がディフェンスに来た。試合時間は既に10秒を切っており、ここでボールを取られれば友力の逆転打に繋がってしまう。

 

優「(この場面でボールを取られたら終わりだ………やってみるしかないか………!!)」

 

優は即席の作戦が頭に浮かんだのか、試す事に決めた。

 

優「春香!」

 

優はスリーポイントラインの外にいる春香に声をかける。

 

修也「(春香さんへのコール………いや、またブラフな可能性がある………!!)」

 

修也はそのブラフの可能性を見る。実際優はボールをパスする事は無かった。

 

修也「(………よし、予想通りブラフだ………!!)」

 

修也はブラフを読んだ。しかし………

 

優「パスがブラフだと見抜かれる………そんなの想定内だよ………!」

 

優にとってはそんな事など想定内。優はここで強気の攻めに出る。

 

修也「なあっ!? ダンクだと!?」

 

なんとここで優は強気の{究極のダンク(アルティメットダンク)}に来た。春香へのパスブラフを読んだ際に生じた修也の一瞬の隙を突いた1回限りの作戦である。そして、修也は今現在4ファール。ここでファールしてしまえば退場どころか逆転出来なくなる。

 

修也「(くそ、飛べねぇ………!!)」

 

修也は黙ってダンクを許すしか無かった。優はダンクを叩き込んだ事で、スコアは112vs109の3点差に離されたのだった………

 

 

 

残り時間5秒。巫魔は3点差のリードを掴んでみせた。果たして、このまま逃げ切る事が出来るのか………!?

To Be Continued………




次回予告
残り5秒の中、友力は逆転打に走り出す。しかし、巫魔も全身全霊でディフェンスし………!?
次回「最後の勝負だ」
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。