幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
残り5秒の中、友力はスリーによる延長戦を狙う。ここでも身軽に翻弄されるが、優が間一髪でこれを読んでブロック。試合は112vs109の3点差でなんとか巫魔の勝利となったのだった………


第239話 お前達の勝ちだ

勝利を喜ぶ巫魔。それに対して、友力ベンチからは試合に敗れて悔しがる声が聞こえ、コートに出ている修也達は言葉を失っていた。

 

修也「………負けたのか、俺達」

 

少しして修也が口を開いた。そこから芽衣が負けた事に涙を流し、アリサも涙こそ見せなかったが悔しそうな様子を見せた。

 

修也「でも、悔いは無い。ミドレーユとここまで極限の試合を行えたんだ。俺にとっては最高だ」

 

修也も涙を見せはしたものの、同時に敗北を受けいれ、満足気な表情を見せた。

 

修也「アリサ、芽衣、ミドレーユんとこ行くぞ」

 

修也は2人の肩を叩き、春香の肩を借りる形で立ち上がった優へ近付くと………

 

修也「ミドレーユ………お前達の勝ちだ」

 

自身の敗北宣言をする。そして、修也は優の空いている肩に腕を回し………

 

修也「ここから先も負けんなよ!!」

 

笑顔で優にここから先の期待を口にした。

 

優「修也………おう!!」

 

優はそれに応えるように笑顔で返事をする。するとその直後、アリサと芽衣の2人も駆け寄ってきて………

 

修也「よーし、負けはしたが、今日はミトレーユを巻き込んだ焼肉だー! あっ、春香さんもどうだ?」

 

優を連れた勝負後の宴会について話し始めた。その様子を見ていた身軽は………

 

身軽「(………友力はこれから明るくなりそうだな。それに、修也達2年組が主力として残るんだ。来年にも期待が出来そうで楽しみだ………!)」

 

今後の友力について楽しそうな期待を寄せるのだった………

 

 

 

その後、両チームの選手が整列。

 

審判「112vs109で、巫魔高校の勝ち!」

 

優達「ありがとうございました!!」

 

挨拶をする事で、巫魔vs友力の対決は真の意味で終わりを告げた。激動の勝負を見届けた観客席の戦記は………

 

戦記「やはり巫魔が上がってきたか。これは、今後も楽しみだな」

 

巫魔の今後の対決に期待を見せながら席を立った。

 

湯津「じゃあ、俺達は宿に戻りますか〜」

 

湯津もそう言って席を立ち、戦記と共にその場を後にした。そして大牧は………

 

大牧「成程な、珍しく良太が興味を示すわけだ………」

 

巫魔の強さを幾らか知ると、席を立ち………

 

大牧「もし決勝まで昇ってこられたら楽しみだな。特にあの4番、白宮優は………!」

 

巫魔に対する期待、そして優への好奇心を覗かせて観客席を後にするのだった………

 

 

 

長きに渡って続いた巫魔vs友力対決はようやく終わりを告げ、2回戦へコマを進めたのは巫魔となった。これにより、巫魔は更なる全国の猛者と戦う事となるのだった………

To Be Continued………




次回予告
第1回戦が終わった後、優達は修也達に連れられ夜ご飯を共にする事になる。修也はその中で、優の迷いが完全に晴れたことを口にし………?
次回「昔のお前に戻ったな」
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