幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
激闘を制した巫魔。修也達は敗北に涙しつつも、優達の勝利を素直に認め、彼等を賞賛するのだった………


第240話 昔のお前に戻ったな

それから数時間。激しい対決が続いた1回戦がようやく終わった。守城や魔帝は勿論、巫魔と練習試合をした奥泉高校も1回戦を突破したのだった………

 

 

 

修也「よーし! 巫魔の全国大会1回戦突破を祝して………乾杯!!」

 

そして都内の焼肉屋にて優と春香は修也達3人組に連れられて祝勝会に参加させられた。

 

優「………なんで君が音頭とってんだ」

 

優は修也が乾杯の音頭を取った事に首を傾げる。

 

修也「細かい事はいいんだよ。それに、こうやって飯に来たのは2年振りくらいだしな」

 

修也は細かい事を気にしない様子でそう突っぱねると………

 

芽衣「そうだね、ミド………優くんと食事するのは久しぶりだもんね」

 

芽衣が修也の意見に賛同するように呟く。その際にかつての名を呼びかけようとするが、やっぱり優呼びに戻した。

 

優「………別に無理して優って呼ばなくていいよ。修也なんか最早気にしてないっぽいしな」

 

だが、優は無理して優と呼ばなくても良いとフォローをする。それを聞いた芽衣は………

 

芽衣「………じゃあ、ミドレーユくん」

 

かつてのようにミドレーユ呼びに戻した。

 

優「ああ」

 

優は優しげな表情で返事する。

 

修也「………なあミドレーユ。今一瞬、昔のお前に戻ったな」

 

そんな彼に、修也は思わずそう呟いた。

 

優「………そうかな?」

 

優は首を傾げてそう問いかける。

 

修也「ああ。俺の知ってるミドレーユそのものだ」

 

修也は自信を持ってそう言った。

 

優「そっか。君達にはそう見えるか………それはよかった」

 

優はピンと来ないものの、納得はしているのか笑顔を見せる。そして、そんな会話の中で春香は………

 

春香「昔の優さんについてはあまり理解してはいませんけれど………でも、迷いが完全に晴れたのはよく分かります」

 

昔の優がどのようなものだったかは分からないものの、今の優に迷いがない事だけははっきりと理解していた。

 

修也「あと俺から1つ言っとくぜ。お前は昔っから不安でどこか内気ではあったけど………もっと自分を出せよ? 特に巫魔の連中はありのままのお前を嫌ったりしないはずだからな」

 

そして修也は、そんな彼にもっと自分を出すよう追加でアドバイスする。

 

優「自分を出す………ねぇ」

 

優は首を傾げる様子を見せる。修也は優に自身のアドバイスが伝わらなかった事に少し慌てたが………

 

修也「………丁度いい、今ここで練習しよう」

 

修也は何としてもそれを伝えたいのか、練習を促すのだった………

 

 

 

修也達との食事に誘われた優。その中で修也はアドバイスを理解させようと優に練習をする事を提案。果たして、その練習とは………!?

To Be Continued………




次回予告
修也は優が自分を出せるよう、料理の注文をするよう言う。しかし、修也のアドバイスを理解する以前に話についていけず………!?
次回「さっぱり分からん」
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