修也達と食事をする優。かつての優に戻っている事を喜びあうものの、途中で優に自分を出させる為の練習をするよう言われ………!?
修也「よし、じゃあミドレーユ、なんか頼め」
修也は優にメニューを渡す。
優「えっ………? じゃ、じゃあ牛ロース………」
優は無難なロースを提案するが………
修也「馬鹿野郎ー!!」
修也からメニューを取り上げられた。
優「えっ!?」
何が何やら分からず、優は困惑した。
修也「お前、定番に逃げたな。定番に逃げる奴は自分を出せやしねえ!!」
修也は優が逃げたと指摘を行う。しかし、優は全く意味が分からないのか、目を丸くして唖然としていた。
優「さ、さっぱり分からん………」
何とか捻り出して出せた言葉がそれだった。
修也「いいかミドレーユ! 人に配慮するのも大事だが、自分を出せないと流されるばかりの人間になるぞ!」
修也は優に対しそう力説をする。まあ、優は唖然として話が頭に入らない為にロクに伝わっていなかったが。
春香「あの………修也さん、完全に伝え方を間違えてないですか………?」
これには春香も伝え方が悪い事を指摘する………
修也「まあまあ、春香さんは黙って見てなって」
だが、修也にその指摘をガン無視されてしまい、修也は変わらず優にどこか外れた練習を続行させた。
アリサ「無駄無駄。こういう時のシューヤは頭のネジがどっか飛んでいってるんだよ」
アリサは今の修也について、頭のネジが外れていると比喩する。
芽衣「修也くん、バスケセンスとかバスケIQは高いんですけどその………頭の回転が悪くて………」
芽衣も修也の頭の悪さを言いづらそうに説明する。
春香「………修也さん、素はあんな感じだったのね………」
これまでバスケ選手としての修也は何となく理解していた春香ですら、修也の頭の悪さが良く分かる程には呆然としていた。
芽衣「まあでも、ミドレーユくんが自分を出せるようにする事自体は良い事だと思いますけどね。高校からのミドレーユくんはサポートに回っていた傾向から、最近は遠慮がちになっていたようにも見えましたし………」
しかし、芽衣は優が自分を出せるようになる事自体は良い案だと考えてもいた。
アリサ「シューヤからすればこのままユーに全国を勝ち進んで欲しいから故のアドバイスなんだろうね………やり方は絶対おかしいけど」
アリサは修也の内心を理解してはいた。しかし、やり方については相変わらず批判の姿勢を崩そうとはしなかった。
春香「ふふっ………お優しいのですね、修也さん」
アリサ、芽衣の話を聞いて思わず笑みを零してしまう春香。その理由には、修也の持つ優しさを感じ取った事が理由としてあったからだった………
修也の理解不能な練習に振り回される優。しかし、その中には確かに優への期待や優しさ。そして、優の更なる成長への意味があった事は間違いないのであった………
To Be Continued………
次回予告
翌日、全国大会2回戦の日がやってきた。巫魔の対戦相手はアイチの強豪鯱高校であり………!?
次回「2回戦行くぞ」