幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

244 / 650
前回までのあらすじ
優抜きで戦う事になった2回戦の鯱戦。その中で春香が中心になろうとする様子を見せるのだが………?


第244話 どうしたんだろう

そうして始まった巫魔vs鯱だが、優抜きであるという点が影響しているのか、開始5分段階では意外にも8vs14と圧倒されていた。

 

あずさ「なんというか………意外だね。優くんが抜けたとはいえ、あの5人もかなり凄いはずなのに………」

 

あずさは巫魔の苦戦に驚いていた。

 

優「なんというか………バラバラだな」

 

その中で優は、現在の巫魔がバラバラである事に気付いた。

 

のぞみ「成程………確かにチームとして纏まっていない。というか………司令塔が上手く機能していないのが正しいかしらね」

 

その原因を詳しく呟く事を口にする。

 

優「………そうなると、春香に原因があるかな。さっきからなんか焦ってるみたいだ。どうしたんだろう………?」

 

優は首を傾げる様子を見せる。そして、再び鯱の大原が豪快なダンクを炸裂させる。

 

優「ありゃりゃ、また決められるとはね………」

 

優はシュートを決められた事について、小さく頭を抱える。

 

明日香「どうするのよ。これじゃこっちが舐めプしているって思われるだけよ?」

 

明日香はこの苦戦と優のベンチスタートから、巫魔が波に乗れないばかりか、このままでは巫魔が舐めプしているだけという状態になりかけていた。

 

優「………1度春香に落ち着きを与えるべきかね」

 

優はそう呟くと………

 

優「監督、1度春香を下げて貰えませんか? 彼女に話す事があるんです」

 

ゆうかに春香の交代を要求する。

 

ゆうか「えっ? ………いいけど………数分だけね」

 

ゆうかはそう考えると審判団の方へ行き………

 

審判「交代です!」

 

ここで巫魔が交代をする事を会場に知らしめる。交代で入るのはあかりであり………

 

あかり「春香ちゃん!!」

 

春香との交代となった。

 

修也「ありゃ? 春香さんまで下げるのかよ?」

 

観客席から見ていた修也は驚きを隠せなかった。そして、春香は困惑しながらベンチへ戻ってくるが、優はすぐに春香を自身の方へ引き寄せた。

 

春香「ふえっ!? ど、どうなされたのですか………!?」

 

春香は頬を赤く染め、驚きを隠せない様子を見せるが………

 

優「………伝える事があってベンチに下げさせてもらったよ。いいか? 時間がねーからさっさと伝えるぜ」

 

優はそう呟くと、春香の耳元である言葉を口にした。少しして春香は驚きを隠せない様子を見せはしたものの………

 

優「………頼んだぜ」

 

優は優しい声でそう呟いたのだった………

 

 

 

思ったよりも押される展開を見せる巫魔。そんな中、まとめ役として動けていない春香にとある言葉を優は投げかけた。果たして、その言葉とは………!?

To Be Continued………




次回予告
少ししてコートに戻ってきた春香。すると次の瞬間、春香は副キャプテンとしての腕を見せる。優に対して何を言ったのか問いかける仲間達だが………?
次回「何を言ったんだ」
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。