幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
開始5分。鯱相手に押される巫魔。特に春香が機能していない事に目をつけた為に、優は春香にとある言葉を伝え………?


第245話 何を言ったんだ

春香は優の言葉を受けた後、軽い水分補給を行う。そして、ボールがコートに出たタイミングで………

 

審判「交代です!」

 

再び巫魔は春香をコートに出す事に。

 

春香「あかりさん、交代です!!」

 

交代相手は当然あかり。実に1分程度の出場から一転して交代に。

 

優「よーし、頑張れよ春香〜!!」

 

優は春香を励ます言葉を投げかける。そして春香は悩みを晴らした様子でコートに出た。試合は妻引のスローインによる再開だが………

 

春香「はあっ!」

 

なんと春香が上手い形でスティールした。

 

平野「な、何っ!?」

 

春香のファインプレーに驚く鯱の選手達。その直後、春香は優真にボールをパスし………

 

春香「優真ちゃん、攻めるわよ!!」

 

ここで攻めに転ずる事を伝える。

 

優真「はい!」

 

優真はそれに頷き、ドリブルで上がっていく。

 

伊吹「おおっ、春香がいきなり大活躍だ!!」

 

伊吹は喜ぶ様子を見せる。そして、一気に春香の調子が高まった事について伊吹は………

 

伊吹「なあ優、お前春香に何を言ったんだ?」

 

春香に何を言ったのかを優に問いかける。

 

優「えっ? この勝負に勝ったら今日の夜イイコトしてあげるって言っただけだよ?」

 

しかし、その内容はとてつもなくしょうもないものだった。

 

あずさ「ええっ!? そんな事を言ったの!?」

 

これにはあずさも頬を紅く染めながらそう問いかける。

 

優「そもそも春香の司令塔能力やリーダーシップは前から完成していだんだ。春香に必要だったのは、僕抜きでもやれるメンタルだったんだよ。だからご褒美をチラつかせたってわけ」

 

優が何故そんなふざけた事を口にしたのか。それはシンプルに春香が機能していなかったのは、優がいないため、彼女が強いプレッシャーを感じていたのが理由だった為である。

 

あかり「でも………優くんがベンチで春香ちゃんがコートにいるパターンは既に何回だって経験してるはずだけど………?」

 

しかし、そんなパターンは過去に何度もあったはずだ………あかりはその点を指摘。

 

優「そりゃあな。でも今回は訳が違う。基本は僕がスタミナ回復の為に下がっているだけだからな。だけど今回は僕をメインに出さないから、僕に期待した戦いってのはまず出来ない。これが格下か同格ならまだしも、相手は全国に来てるんだ。まず弱いわけない。そうなりゃ春香だってプレッシャーを追うよ」

 

優はこれについて、過去の状況とは訳が違うと説明。つまり、春香は過去に無い状態にメンタルをやられていたというのが真実である。

 

優「さて、こっから反撃してくれるといいんだけどね………!!」

 

真実を語った後、優は春香の復活から、巫魔の善戦を期待するのだった………

 

 

 

巫魔vs鯱の対決。誰もが予想していなかった優の言葉で春香の調子が戻る事となり、同時にここから巫魔の反撃が始まろうとしていたのだった………

To Be Continued………




次回予告
春香のメンタルが安定し、反撃に転じる巫魔。その中で先程までの苦戦が嘘のようなチームワークを見せつけ………!?
次回「読んでいました」
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