幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
優の言葉で立ち直ると共に活躍を見せる春香。優は春香がメンタルをやられていた為の苦戦であった事を見抜いており………!?


第246話 読んでいました

視点はコートに戻り、巫魔側の攻撃。優真がドリブルで上がって行く中、鯱の選手達がディフェンスとして立ちはだかる。

 

春香「優真ちゃん! ここ、冷静にね!」

 

春香は司令塔としても、SGとしても役割をこなし始める。

 

大原「(巫魔の流れが変わった………あの5番がキーマンとして機能し始めたからか………!!)」

 

鯱のキャプテン大原は、春香が機能し始めた事を察する。しかし、鯱のPG平野は優真の持つボールをスティールしようとする。

 

優真「(来た………!)春香先輩!!」

 

だが、ここで春香へボールをパス。春香はボールを受ける。

 

郷原「(5番へのパス………! 確かコイツは………間違ってもスリー撃たせちゃ駄目な奴だ………!!)」

 

郷原は春香にスリーを撃たせてはならないという情報だけが先行し、反射的に飛んでしまう。

 

春香「………読んでいました」

 

すると春香は沈みこそしたが、郷原が飛んでいる場面では飛ばずに、郷原が落下し始めたタイミングで春香は飛んだ。

 

郷原「(し、しまった………!!)」

 

郷原は自身のミスに動揺していた。春香は冷静にスリーを放ち、3点を詰めた。

 

美矢「よし、ナイスだ春香!!」

 

美矢は春香の元に駆け寄り、春香とハイタッチを交わす。

 

優「ふっ、やっと動いてくれたね………遅いよ」

 

優は口が悪いものの、嬉しそうな様子を隠しきれていなかった。

 

春香「皆、ディフェンスよ! ここを守って点を詰めていくわ!!」

 

春香は美矢とハイタッチをした後、ディフェンスを指示し、ここで点差を詰めて逆転を狙いに行く事を選択する。

 

優「おっと、ロクに指示してないのにディフェンスを始めたね。春香のリーダーシップも中々だな」

 

Uは春香のリーダーシップへ強い関心を向けていた。

 

大原「天才的なスリーを持つ白宮春香………まさか指揮系統も天才なのか………!?」

 

大原は春香の強さに驚きを隠せない。それを聞いた春香は自分が天才と囃し立てられるのを耳にする。その直後、春香は大原が真横を通り過ぎるタイミングにて………

 

春香「………天才? そんな事ありませんよ。私は真の天才の背中を追いかける事しか出来ませんから………」

 

自身が天才では無いと口にする。

 

大原「なんだと………?」

 

この言葉で大原は春香が自身の才を謙遜していると考えた。しかし、春香の頭の中ではかつての記憶が蘇ってきていたのだった………

 

 

 

春香の活躍は、最早天才であると思わせるものだった。だが、春香は自身を天才と認めようとは頑なにしなかった。果たして、春香は何故自身を天才と認めないのか………?

To Be Continued………




次回予告
中学2年の時、優に憧れてバスケの世界に入ったものの、初心者だらけで弱小チームだった春香達白宮中学。春香は自身の才の無さに涙を見せており………?
次回「私に才能なんてない」
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