自身を天才と認めない春香。その思考には総ツッコミがあったものの、結果として鯱高校に混乱を与える展開となり………!?
そのまま勢いに乗った巫魔は、そこから鯱に1点も許さずに25vs16の9点差へ広げることが出来た。
伊吹「凄いな………前半押されていたのが嘘のような展開だぜ………」
伊吹は驚きのあまり言葉が見つからなそうだった。
ゆうか「この様子なら、第2Qも優くん抜きで戦えるわね。だけど、気を引き締めて戦ってね」
春香達「はい!!」
春香達は第2Qも変わらず戦う事になった。優はベンチに腰かけながら鯱高校のベンチを見る。鯱高校の選手達は必死に対策を話している様子が見られているが………
優「(まだ様子見継続かな。正直今こっちの懸念点は少ないし………)」
優はまだ動かない様子を見せるのだった………
そして始まった第2Q。優は再びベンチで様子を見るだけなのだが………
春香「美矢ちゃん!!」
第2Qは春香がサポートに回り始め、積牙、美矢、光一の3人を中心に点を稼いでいった。開始3分で33vs16と圧倒していた。
優「おいおい………ここまで圧倒するなんて驚きだよ。監督、もしかしてこうなるのを読んでたりしたんですか?」
優はあまりにも圧倒する展開に、これを読んでいたのかと言いたげな様子で問いかける。
ゆうか「春香ちゃんの調子が悪かった事は想定外よ。でも、優くんが立て直してくれたお陰で、今やこっちの思い通りよ………!!」
ゆうかはニヤリとした表情を浮かべながらそう呟く。
優「………腹黒い監督。でも、侮るなかれだな………」
優はゆうかの笑う様子を思わず腹黒いと呟いていた。しかし、結果として巫魔有利の展開に持ち込んで行ったのは事実な為、流れは確実に巫魔へ渡っていた。観客席の修也達も驚きが止まらないようで………
修也「ミドレーユ抜きであそこまでやれるとは………春香さん上手すぎるな………!!」
優がいない中で最大限機能する春香に驚きを隠せなかった。
芽衣「春香さん、今やSGの役割を完全に理解しているんだろうね。敢えてサポートに回る事で、巫魔の得意な戦術に持っていけてる………!!」
芽衣は今の巫魔が持って行った流れを理解する。再び春香にボールが渡ったタイミングで………
春香「美矢ちゃん! 優真ちゃん!」
美矢と優真に声をかけると、春香はボールを高く上げてパスする。
美矢「おし!!」
美矢は空中でボールを受ける。そして………
美矢「優真!!」
美矢は落下する前に優真にボールを回す。
優真「(………ここ!!)」
そして優真はボールを受けて間もなく、ディフェンスをかわすように走る積牙へボールを回す。
平野「なっ、なんだと!?」
平野は三連パスに驚きを隠せずにいた。そして、積牙はレイアップで点を追加し、35vs16へ点差を広げるのだった………
第2Qになっても勢いの止まらない巫魔。果たして、この有利はどこまで続くのか………!?
To Be Continued………
次回予告
春香、美矢、優真の3人によるスピードパス戦術で有利を形成する巫魔。これを分析する芽衣は、まだ未完成ながら鯱相手に通用する力を持っており………!?
次回「まだ不完全だけど」