条北は優を徹底マークする事で、彼を大きく消耗させ、巫魔は優をベンチに下げざるを得なくなる。巫魔は現時点15点のリードだが………?
15点リードから逃げ切りたい巫魔だが、優が抜けた事で巫魔は確実にインサイドが弱体化。そうなれば………
秋葉原「浜野!!」
ボールは必然的に条北のインサイドプレイヤーへと集まる。
浜野「いよっしゃあ!!」
浜野はパスを受け、ダンクを狙う。
ほのか「うあああ!!」
ほのかが懸命にディフェンスを行うが、浜野の体格を前には歯が立たず、ボールはリングに入れられる。
ほのか「ぐうっ………!」
ほのかは悔しそうだった………
攻守が交代し、のぞみがボールを地面に打ちながら頭の中で戦術を組み立てる。
のぞみ「(優がいない今、アウトサイドで切り崩したい所だけど………)」
のぞみは春香の方へと視線を向けるが、春香は黒枡と清和の2人にマークされてしまい、パスが出せない。
のぞみ「積牙!」
のぞみは積牙へパスを回す。
積牙「ここは俺が!!」
積牙はジャンプシュートを狙う。しかし、浜野が素早いスピードで積牙の前へ走り、大きく飛び上がる。
積牙「あっ!?」
積牙は動揺。シュートは撃ったが、ボールはゴールから外れてしまい、オマケに浜野へ接触してしまう。
積牙「しまった………!!」
当然、こうなれば笛も鳴り………
審判「ファール! 白10番!」
積牙はこれで3ファール。
積牙「くそっ………!」
積牙は落ち込む様子を見せる………
その後も巫魔にとっては苦しい展開が続く。条北の攻撃、ボールはCの松田へ渡る。
光一「撃たせるかよ!!」
光一は両手を大きく広げ、松田の前に立ちはだかる。
松田「良いディフェンスだ………しかし………経験が違う!!」
しかし、松田は光一の対応出来ないスピードで光一をかわし、ゴール下シュートを放つ。松田の正確なシュートは、綺麗にリングへと入った。
光一「なんだと!? くそったれ………!」
松田の経験の多さから光一は落ち込んでいた。
浜野「見たか巫魔高校!! これが俺達の反撃だぜ!!」
一気に優勢となり、それを巫魔に思い知らせるように浜野はそう言い放つのだった………
巫魔のインサイド選手が尽くやられ、巫魔は中々点が取れず、逆に点を取られ続ける展開となってしまう。そして、そんな最悪の流れの中、第2Qは終了。15点もあった点差は一気に縮まり、31vs28にまで縮まった。
ほのか「はあっ、はあっ………あのインサイド陣、かなり強いよ………全然シュートできないし、点は取られ続けるし………」
苦しい展開にほのかは思わずそう呟く。
光一「あのC、経験が違ぇ………参ったな………」
光一もかなり苦しそうな様子だった。
優「(こりゃ、長くは持たなそうだ………)」
優は現在の状況から、このままでは逆転されてしまう事を危惧していたのだった………
優が抜け、インサイドが弱体化した巫魔は、条北の強固なインサイドに圧倒される。果たして、巫魔はこの絶望的な状況をどう崩すのか………!?
To Be Continued………
次回予告
第3Q、条北の強固なインサイドによって巫魔は再び圧倒され、遂に逆転を許してしまう。だが、優がこれを許す訳はなく………!?
次回「やりたくは無かったが」