幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
苦戦に苛立つ光一。しかし、積牙の諦めない姿勢に光一の士気も復活し………!?


第255話 あそこの弱点はね

光一「うおおおりゃあ!! くらえ!!」

 

それからしばらくして、積牙と光一の2人が奮闘。特に光一は大原達3人がかりのディフェンスすらも、ダンクで蹴散らした。

 

優真「す、凄い………! 3人がかりのディフェンスを吹き飛ばした………!!」

 

優真は、光一のパワープレイに驚きを隠せずにいた。

 

優「光一本来のプレイングが見えてきた………やっぱり鯱高校相手なら全然通用するわな」

 

優はそう呟く。それを聞いた春香は驚く様子を見せる。

 

春香「しゃ、鯱高校相手なら光一くんが負けないって分かってたんですか………!?」

 

春香は優の観察眼の鋭さにそう問いかける。

 

優「実はこの試合に挑む前に調べたんだけどさ、相手さんの10番と15番、1年生なんだよな」

 

優は事前に調査した事を口にする。どうやら10番の妻引、15番の社寺は1年生のようだ。

 

結衣「それがいったいどう結びつくんですか………?」

 

結衣は首を傾げる。優はフッと笑いを零した後………

 

優「2人とも高さはあるけど、細かい技術はまだまだ拙いんだよ。あそこの弱点はね、全国相手に通用する選手が少ないから、それを誤魔化すようにビッグマンを入れまくっている事なんだよ」

 

2人の実力がまだ低い事を口にする。その直後、積牙が妻引からボールをスティールした。

 

伊吹「よし、いいぞ積牙!!」

 

積牙のプレイを褒める伊吹。積牙はその後、素早い動きでインサイドに入り込み、郷原とマッチアップしても尚冷静な様子を見せる。

 

積牙「………行くぞ!」

 

積牙は一言だけそう呟くと、素早い動きでドライブをかける。それにより、郷原を相手に抜き去り、そのままシュートを放つ。

 

光一「よし! {ソニックジャンパー}決まった!!」

 

積牙の{ソニックジャンパー}が炸裂。これにより、更に点差を広げる事に成功する。

 

優「………これではっきりしたね。積牙と光一の2人は鯱相手に通用する。のぞみ達3人は苦戦するかもしれねぇけど、積牙と光一がガンガンディフェンスしてくれればその辺の問題もなんとかなると思う………監督、貴方の目的は達成されそうですよ」

 

優は勝負の流れを理解すると共に、巫魔監督ゆうかの目論見が達成されかかっている事を口にする。それを聞いたゆうかは口を開きこそしなかったが、笑いを隠しきれていなかったのだった………

 

 

 

士気の復活により、本来のパフォーマンスを見せ始める積牙と光一。鯱の弱点も判明した事で、勝負の流れは完全に巫魔へ手繰り寄せられたのだった………

To Be Continued………




次回予告
第3Q、第4Qと勝負は続くが、流れは完全に積牙達が支配していた。そして、試合終了の時間がやってきて………!?
次回「勝負ありだ」
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