幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

258 / 650
前回までのあらすじ
イワテ代表奥泉高校vsエヒメ代表蜜柑高校との試合。しかし、奥泉高校は蜜柑高校相手に苦戦を強いられており………!?


第258話 予想出来なかった

その後、両校は激しい勝負を繰り広げた。

 

審判「試合終了!!」

 

しかし、試合が終わってみれば、88vs98の10点差で蜜柑高校が勝利した。

 

積牙「奥泉高校が負けるなんて………予想出来なかった………」

 

試合を見ていた優達は、奥泉が敗退するという衝撃の事態を目の当たりにした。

 

春香「………もし3回戦を突破出来たら………4回戦は蜜柑高校が相手になるのでしょうか………?」

 

春香は優に対しそう問いかける。

 

優「そうなるかな………ウチをコテンパンにしてくれた奥泉すら凌駕する蜜柑高校………こりゃ大変な事になりそうだな………」

 

優は春香の問いに対しそう答えた。

 

春香「………私がもっと強くならないとダメですよね」

 

優の言葉に対し、更なる強さを求めだす春香。それに対し優は首を傾げる様子を見せるのだった………

 

 

 

翌日、優達は宿屋として部屋を借りている春香の家から出かける形で会場へ向かおうとしていたのだが………

 

美矢「はあっ!? 春香がいない!?」

 

家を出るタイミングで春香がいない事に騒ぎを起こしていた。

 

優「………本人から聞いた。今日は欠場させてくれってね」

 

優はそう言って、春香不在の話をする。

 

光一「なんでよりにもよって今日なんだよ………!?」

 

これにはチームの誰もが首を傾げていた。

 

優「さてな。でも今日は春香抜き。監督も既に了承しちゃってる以上、どうしようもねぇよ」

 

優はそう言って、春香が抜ける事はどうにもならないと呟くのだった………

 

 

 

一方この頃、春香は1人巫魔のものではないジャージを着てフードを頭に被ると、近くのバスケットコートにやってきていた。

 

春香「………お待たせしました」

 

春香はバスケットコートに1人の人物を呼んでいた。それは奥泉高校のキャプテン山吹琴乃だった。

 

琴乃「………試合はそっちのけでいいの?」

 

琴乃は春香に対しそう問いかける。

 

春香「3回戦は優さん達がなんとかしてくれますよ。2回戦も優さん抜きで勝てたんですから………それより、私は蜜柑高校以降の激しい戦いに目を向けているんです。だから………私はまだ完成していない3つ目のスリーポイントシュートを完成させてしまいたいんです」

 

しかし、春香は巫魔の仲間達がなんとかしてくれると信じており、同時に準々決勝にあたる4回戦以降の過酷さから、以前合宿の中で希望を見いだした3つ目のスリーポイントを完成させる事を優先する事に決めた。

 

春香「………タイムリミットは今日まで。ですから………それまでご協力お願い致します!!」

 

春香は琴乃に頭を下げる。春香の想いを聞いた琴乃は頷くと共に………

 

琴乃「厳しく指導するわよ………合宿以上にね………!!」

 

春香への指導に対する強いやる気を見せたのだった………

 

 

 

奥泉高校の衝撃的な敗北に、春香は技の完成を急ぐ事を決めた。果たして、優達は春香抜きで3回戦を制する事が出来るのか………!?

To Be Continued………




次回予告
3回戦の相手はカナガワ代表の鈴川高校だった。そしてこの高校は美矢と因縁のあるメンバーが多いチームで………!?
次回「お前は」
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。