幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
一触即発の空気の中始まろうとする巫魔vs鈴川の試合。この試合では優と優真が出ない事から、主力が半壊したまま挑む事となり………!?


第262話 お前の動きは

そして、互いのC、光一と大河の2人がセンターサークルに立つと、審判は少ししてボールを高く打ち上げた。これにより、両チームのCが飛び上がるが………

 

光一「負けるかよ! だりゃっ!!」

 

ジャンプボールを制したのは光一であり、あかりに向けてボールを叩き落とした。あかりがボールを受けようとした時、素早い動きで天野宮がボールを奪取してしまった。

 

あかり「ええっ!?」

 

光一「んなバカな………!?」

 

これには巫魔の中で驚きの声が上がる。天野宮は冷静な様子を見せると………

 

天野宮「よし、先制攻撃だ!」

 

そう言って、ドリブルを始めようとする天野宮。即座に美矢が天野宮の前に立つと、光一達がディフェンスにつき、速攻を潰す体制に。

 

天野宮「俺を攻めさせない気か、美矢」

 

天野宮は美矢に対しそう言い放つ。

 

美矢「あったり前だろ! お前の動きは速攻に秀でた動きだ。絶対攻めさせちゃ行けねぇ相手だ!」

 

美矢は天野宮の動きを知っていたようで、今の動きが通用していた事からも、戦術が大きく変わった訳では無い事も美矢は悟ったようだ。

 

天野宮「まあ、それはそうかもな………でも、甘いぜ………!」

 

天野宮は口元をニヤリとさせると、SGの鮫肌にボールをパスする。

 

美矢「なっ!?」

 

これに驚く美矢。次の瞬間には天野宮が美矢をかわし、鮫肌からボールをパスされる。

 

美矢「しまった………!!」

 

美矢はかわされてしまった事に動揺する。

 

光一「セッキー! 伊吹! 止めるぞ!!」

 

光一はディフェンスを呼びかけ、積牙と伊吹にもこれを共有する。

 

天野宮「ふっ、無駄だよ………!!」

 

しかし、天野宮は構わず突っ込んできた。

 

積牙「止める!!」

 

積牙は手を伸ばしてボールをスティールしようとするが、天野宮は逆を突いたドライブで積牙をかわす。

 

積牙「なっ!?」

 

積牙は驚きを隠せなかった。

 

伊吹「任せろ!」

 

伊吹がそこへ走ってくるが、天野宮は伊吹をもかわす。

 

伊吹「な、なんだと!?」

 

伊吹も驚きの声を漏らす。そして天野宮はシュート体制に………

 

光一「決めさせるか!!」

 

光一は跳躍してシュートコースを塞ぐ………が、天野宮はここで飛ばすにフェイクを入れてきた。

 

光一「(し、しまった………!!)」

 

光一は天野宮に翻弄されてしまった。そして光一が落下し始めたタイミングで天野宮は冷静にジャンプシュートを決めた。

 

優「1人で攻めて決められるだけの技量がある………こりゃ厄介かもな………」

 

それを見た優は、天野宮のプレイングを厄介と評するのだった………

 

 

 

開始早々に天野宮によって苦戦を強いられる巫魔。果たして、巫魔はこれに対抗出来るのか………!?

To Be Continued………




次回予告
美矢を起点に反撃を試みる巫魔。だがそんな巫魔に対し、鈴川のPFである種馬が立ちはだかり………!?
次回「俺に勝てると思うなよ」
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