幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
巫魔vs鈴川の対決が開幕。ジャンプボールを制した光一だが、ボールはあっさりと天野宮にスティールされてしまう。そして、天野宮のプレイングにあっさり先制されてしまうのだった………


第263話 俺に勝てると思うなよ

美矢「まだまだ! ここから反撃行くぞ!!」

 

美矢はあかりからパスを受けると、右手の人差し指を挙げ、チームを纏める。

 

結衣「今チームで司令塔が出来る人は美矢さんしかいない………そう考えると、かなり大変なんじゃないですか………!?」

 

結衣は優に対しそう問いかける。

 

優「今回は僕や優真がベンチで、春香もいないからな………まあ、それでも頑張ってもらうしかないよ。美矢だってそれを承知の上でコートに立ってるはずだしね」

 

優はそう言ってこの状況を変えようなどとは微塵も感じない様子を見せた。そして、美矢が起点となってドリブルで攻め上がっていると………

 

天野宮「行かせないぞ!!」

 

天野宮が彼女の前に立ちはだかる。

 

美矢「甘いぜ、浩二!」

 

美矢はそう言うと、高く飛び上がる。

 

天野宮「(シュート………! スリーだとしてもまだ遠いんだぞ………!?)」

 

天野宮は困惑こそするが、対抗するように飛び上がる。だが次の瞬間、天野宮の右脇にボールを持ってくると………

 

美矢「積牙!」

 

そのまま積牙へボールをパスする。

 

天野宮「ぐっ………! (やられた………! 相変わらずフリーダムなパスだ………!)」

 

天野宮は美矢のパスを知っているようだが、出し抜かれた事には悔しくも、どこか懐かしいように笑っていた。そして、積牙はボールを受けると………

 

積牙「もらった!!」

 

積牙はレイアップで点を取ろうとする………が、そこへ種馬が駆け込んでくると………

 

種馬「でやああ!!」

 

積牙が右手に持っていたボールを勢いよく叩き落とす。落とされたボールは勢いよくコートに叩きつけられた。

 

積牙「ぐっ………!」

 

積牙は地面に膝を着く形で着地する。そして、コートに降りた種馬は優を指差し………

 

種馬「どうだ、白頭!! 俺が鈴川一番のパワーファイター、種馬蕗様だ!!」

 

そう言って勝ち誇った顔を見せると………

 

種馬「俺に勝てると思うなよ、巫魔高校!!」

 

意気揚々とそう言い放ったのだが………

 

優「なあ、結衣ちゃん。現在ファール状況どうなってる?」

 

優はガン無視して、結衣に話しかけていた。

 

結衣「え? まだ誰もファールしてませんけど………?」

 

まだ試合が始まったばかりの為、当然困惑を隠せない。

 

種馬「聞け白頭〜!!」

 

種馬は怒りを顕にする。

 

美矢「(キャプテンはそういうの気にしないからな………)」

 

美矢は優の態度に、どこか呆れた様子でそう返すのだった………

 

 

 

鈴川の2大選手に苦戦させられる巫魔。果たして、この状況を巫魔は覆せるのか………!?

To Be Continued………




次回予告
第1、第2Qと戦う巫魔と鈴川だが、苦戦を強いられ続けてしまう。そして、試合の中で美矢と種馬にアクシデントが………!!
次回「危ない」
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