優の大活躍により、巫魔有利で前半戦を終えた。しかし、諦める意志を見せない美矢に対し、優は彼女の出場を促し………!?
一方その頃、3つ目のスリー開発に春香は勤しんでいた。それに付き合っていた琴乃はメモを取りながら春香のスリーを記録していた。
琴乃「(シュート成功率はまだ6割程度………高く打ち上げる分、流石の春香ちゃんでも精度が狂ってしまうのね………)」
琴乃は現在の春香の状況を頭の中で整理。かつて自力で2つのスリーを産み出した春香でも3つ目のスリーを産み出すのは中々難しいのか、疲労が隠しきれなかった。
春香「はあっ、はあっ………」
春香は近くに転がっていたボールを拾い上げようとするが、手の力も無くなってきたのか、ボールは零れてしまう。
琴乃「一旦休憩しましょう? 疲れが隠しきれていないわ」
琴乃は春香を気遣う様子を見せる。
春香「………嫌です」
しかし、春香は休もうとはしない。
春香「皆さんが頑張っているのに………休んでられません………!!」
春香は、優達が戦っている中で自分だけ休む事は出来ないと考えていた。
春香「折角貰った時間を1秒だって無駄には出来ないんです………それに、もう少しで何かが掴めると思うんです………何かが………!!」
春香はそう言って、ボールを手に持つ。
春香「はあっ、はあっ………さあ、続きをやりましょう………!!」
春香は疲れを見せながらも練習を再開しようとする。
琴乃「………しょうがない子ね」
琴乃はそう呟きながらもフッと口元に笑いを見せると………
琴乃「付き合うわ。満足するまでね」
春香の練習に付き合う事を決める様子を見せるのだった………
そして視点は優達に戻り………優の訴えを聞いたゆうかは………
ゆうか「美矢ちゃんは頭を怪我しているのよ? ………正気なの?」
ゆうかは優の言葉に驚いていたのか、そう問いかけた。
優「嘘つくメリットなんて無いと思いますが?」
優は真剣な様子でそう返した。それを聞いたゆうかは驚きを隠せずにいたものの………
ゆうか「………異常を感じたら即座に下げる。それならどうかしら?」
ゆうかはそう言って条件付きで試合出場を認めた。
優「………どうも。さて、後は任せる」
優は美矢の肩を叩くと、彼女に後を任せる事に。それを聞いた美矢は驚きながらも………
美矢「………おう!!」
そう言って、試合へ戻る事を示すかのようにその場を後にするのだった………
春香と美矢は追い詰められながらも先へ進もうとしていた。果たして、それぞれに立ちはだかる壁に対し、苦しみながらも乗り越える事は出来るのだろうか………!?
To Be Continued………
次回予告
美矢が戻る形で試合が再開。頭に傷が出来ても美矢は積極的に攻め………!?
次回「他に気にすべき事あるだろうが」