流れに乗る巫魔に対し、鈴川は押されてしまう。特に天野宮は美矢への劣等感も見せ始め………!?
巫魔のスローイン、伊吹が再び美矢へボールを回すと………
美矢「よし、行くぞ! 走れ、積牙! 伊吹! 光一!!」
美矢はインサイドの3人を前線へ走らせる。
天野宮「行かせるか!」
天野宮は美矢へマークをするも………
美矢「行くぞ! はあっ!」
美矢は構う事なくシュートを打つ。
種馬「バカな!? 距離が遠すぎるだろ!!」
しかし、そこはスリーポイントラインから大きく離れており、まず入る訳が無いところだった。案の定、ボールはリングに辛うじて届きはしたが、弾かれる。
天野宮「やっぱり………! リバ………!」
天野宮はリバウンドを取るように指示しようとしたが………
光一「おっしゃあああ!!」
光一はすかさずリバウンドボールをダンクでねじ込ませた。
種馬「な、なんだと!?」
種馬は入る訳が無いと考えていたのか、大きく驚いていた。
優「やってくれるぜ………信頼してなきゃできねぇよ、ありゃ………」
そして優もあっけにとられていたのか、苦笑しながらそう呟くのだった………
そして続く鈴川の攻撃。天野宮がドリブルで攻めるが………
美矢「はあっ!」
美矢は再びこれをスティールした。
天野宮「(ダメだ………! またボールを取られた………!!)」
天野宮は流れを完全に美矢へ奪われ、思った通りのプレイングが出来ない。
美矢「積牙!」
美矢は積牙にパス。積牙はジャンプしてボールをキャッチするも、落下の直後に誤って近くにいた大肌を押してしまい、大肌を倒してしまった。
審判「プッシング! 白10番!」
積牙はもはや恒例行事とも言えるようにファールを犯した。
優「ありゃ………あれで何個目だ?」
優は積牙のファール数を問う。
結衣「………3個目です」
どうやらこの試合でも3ファールを犯してしまっているようだ。
天野宮「(た、助かった………)」
鈴川は幸運にも積牙のファールに助けられた。しかし、美矢は天野宮へ近付くと………
美矢「どうしたんだ浩二? お前らしくないな………」
彼を心配する言葉をかける。
天野宮「………いや、なんでもない。第3Qもあと少しだ。こっちは負けてられないぞ………!」
天野宮は焦りを押し殺し、冷静を装ってそう返した。
美矢「………無理すんなよ?」
美矢は心配が隠せないのか、そう返してその場から走り出すのだった………
鈴川に押し寄せる不安の風は、美矢にも感じられる程にまで増大していた。試合時間は第3Q残り1分30秒と第4Qの10分。果たして、この勝負の行方は………!?
To Be Continued………
次回予告
第4Qへ突入後も巫魔の有利は崩れようとしない。それによって、鈴川のチーム内の空気は悪くなり始め………!?
次回「何やってんだよ」