幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
美矢の言葉で一時喧嘩を止める事に決めた天野宮と種馬。2人が見事な連携を見せた事で、どちらのチームも迷いが無い状況となり………!?


第276話 シュートを成功させるには

一方、第3のスリーの開発を続ける春香は、今になってもシュートを放つのだが、シュートの成功率はあまり安定しなかった。

 

春香「はあっ、はあっ………(シュートフォームは間違っていないはず………なのに、シュートの成功率がまるで安定しないわ………)」

 

春香は汗を拭き取りながらそう呟く。

 

琴乃「春香ちゃん、ちょっといいかしら?」

 

そんな中、琴乃が春香に駆け寄る。

 

琴乃「さっきから取ってるメモが面白い状況なんだけど………見る?」

 

琴乃はそう言って、春香に対しメモの話をする。

 

春香「メモ………ですか?」

 

春香はそう言うと、琴乃からメモを見せてもらう。するとそこには、春香のシュートの成功率と、成功の際に琴乃が独自にきづいたことがびっしりメモされていた。

 

春香「(相変わらず凄い分析力………あら?)」

 

春香はメモの量と的確さに驚きながらも、ある点に着目した。

 

春香「シュートが決まっている際、沈み込みが長い………?」

 

それは、シュート成功時、春香はいつもよりも長く沈み込んでからジャンプしている事についてであった。

 

琴乃「面白いわよね、その記録」

 

琴乃はそう言って、記録の内容を面白がっていた。春香には何が面白いのか分からず首を傾げていたが………

 

春香「………!! つまり、シュートを成功させるには………! 」

 

春香はメモから何かヒントを得たようで、再びボールを掴む。そして、春香はメモの通り、長く沈み込む形で跳躍力を得ると、普段より高く飛び上がり、シュートを天高く放つ。高く打ち上がったボールは綺麗で巨大な弧を描き、リングへ入った。

 

春香「で、出来た………!!」

 

春香はシュートが決まった事に驚いていた。

 

琴乃「あら………まさか本当にこれを決めるとは………」

 

琴乃はそう言ってクスッと笑う。

 

春香「琴乃さん………!」

 

春香は琴乃に対して喜ぶ様子を見せると………

 

春香「………後は反復練習あるのみ………! また何か気づいたら教えてくださいね!」

 

春香はそう言うと、再びシュート練習を行う事に。それを見ていた琴乃は………

 

琴乃「全く………休む気のない子ね………まあ、思わず褒めたくなるけど………」

 

春香の休憩しようとしない努力の鬼っぷりに苦言を呈しながらも、彼女を褒める言葉を口にするのだった………

 

 

 

第3のスリー開発に苦戦していた春香。しかし、琴乃のメモで成功率を大きく上げるきっかけを見つけた。果たして、このまま第3のスリーを完成させる事は出来るのか………!?

To Be Continued………




次回予告
春香が練習を続ける裏で、巫魔と鈴川の対決も白熱していた。そして、この対決にようやく終わりが訪れ………!?
次回「長かったな」
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