幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
シュート成功率の不安定さに悩む春香。しかし、琴乃のメモを見た春香は、そのコツを掴み………!?


第277話 長かったな

視点は巫魔vs鈴川へ戻り………両チームの選手達は一進一退の攻防を繰り広げていた。タイムアウト以前までいい所が無かった鈴川も、続々と点を重ねていく。しかし、途中の大量リードが響いてしまい………

 

審判「試合終了!!」

 

ブザーが鳴り、第4Qは終了。94vs70で巫魔の勝利になった。

 

光一「よっしゃああ! 3回戦突破だ!!」

 

巫魔のチーム内では大きく盛りあがっていた。ベンチに腰掛けていた優も………

 

優「長かったな………でも、無事に勝った。春香、約束は守ったぞ………!」

 

この場に居ない春香へ想いを呟くのだった………

 

 

 

種馬「負けた………」

 

一方、鈴川の選手達は敗れた事に涙を流していた。そして、天野宮も目から涙を見せていた。

 

天野宮「俺達の夏は終わりなのか………」

 

天野宮はそう呟く。そこに種馬が駆け寄ると………

 

種馬「………こんな事なら、もっと真面目にやるべきだったな、俺達」

 

後悔の混じった言葉を口にする。

 

天野宮「種馬………」

 

天野宮は種馬の言葉に驚いていた。そこに美矢が近付くと………

 

美矢「………今回は私の勝ちだな」

 

そう言って、握手を求める様に手を伸ばした。

 

天野宮「………俺達は君を大怪我させたんだぞ………? 握手なんて………」

 

天野宮は驚きを隠せずにおり、握手を拒否しようとするが………

 

美矢「あれは仕方ねぇ事だ。それに………いつまでも昔の事を引き摺るのはやめにしないか………?」

 

美矢はもう過去の蟠りを攻め合うのはやめるつもりだった。それを聞いた天野宮達は更に驚くが………

 

美矢「………私達がこの先喧嘩するんだとしたら………バスケで白黒つけようぜ。それが、バスケ選手たる私達が決められる方法だろ?」

 

美矢はそう言って、喧嘩をするならバスケ………というように、バスケ選手としての顔でそう返した。それを聞いた2人は美矢の手を掴み………

 

天野宮「………悪かった………次の対決はなんの蟠りもなくやりたいな」

 

天野宮は次にクリーンな対決を求め………

 

種馬「………次は俺が勝つからな」

 

種馬は次の対決では勝つと宣言。それを聞いた美矢は………

 

美矢「………おうよ!」

 

笑顔を見せながら応じる。そして、試合を見ていた修也達は………

 

アリサ「色々解決したみたいだね」

 

美矢達の関係が修復された事を予感する。

 

修也「よかったな、美矢姉………!」

 

修也は美矢に対し、そう呟くのだった………

 

 

 

3回戦、巫魔vs鈴川の対決は巫魔の勝利を得た。巫魔は4回戦へコマを進めるのだった………

To Be Continued………




次回予告
優は春香の様子を見に行く為に1人で会場を後にする。残った積牙達は次の試合を見る為の移動の際、次に試合を行う蜜柑高校のメンバーと出会い………!?
次回「蜜柑高校です」
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