幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
優は春香の様子を見に行く為先に帰宅。美矢達が残る事になったが、途中で鉢合わせた蜜柑高校の選手と一触即発の空気になってしまい………!?


第279話 少しは自立してください

冬野「………呆れた。キャプテンがいない巫魔ってこんなに煽り耐性ないんだね」

 

冬野は呆れた様子でそう吐き捨てるが………

 

風夏「冬野さん、はしたないですよ」

 

風夏はそう言って冬野を窘めた。ここまで憎まれ口を叩いていた冬野だが、風夏の言葉を聞いた途端………

 

冬野「………はーい」

 

先程の態度が嘘のように素直に応じた。

 

美矢「(あっちのキャプテンの言葉であの生意気女が黙った………! 相当キャプテンシーもあるんだな………)」

 

それを見た美矢は、風夏のキャプテンシーに思わず感心してしまう。そして風夏は美矢達の前へやって来ると………

 

風夏「………でも大変失礼な話ですが………キャプテンの優さん抜きで争いを起こしかけるのではとても心配になります………少しは自立してください」

 

薄々持っていた巫魔への苦言を口にした。

 

美矢「お、おう………すまねぇ」

 

美矢は思わず謝罪の言葉が出てしまった。

 

風夏「………それでは、こちらはそろそろ試合ですのでまた」

 

そして風夏達は、試合へ向かう為にコートの方へ歩き出した。

 

光一「あー! ムカつく! こうなったらアイツらの試合見てこうぜ!! まだアイツらが4回戦の相手とは限らねえし!!」

 

光一はムキになったのか、風夏達蜜柑高校の対決を見ていこうと言い出した。

 

美矢「………ま、見に行くのはありかもな。キャプテンと春香への手土産にするぞ」

 

美矢は見に行く事自体は賛成し、巫魔高校メンバーは試合を見に行く事に決めたのだった………

 

 

 

そして蜜柑高校の3回戦。巫魔高校メンバーは試合を見る事になるが、相変わらず技巧と言えるシュートに美矢達は驚きを隠せないばかりだった。

 

美矢「相変わらずとんでもねぇシュートを撃つチームだ………」

 

美矢は1度目にしているにも関わらず、そのような事を呟いた。

 

光一「ふん、こっちだってなんとかすると思うぜ………優が」

 

光一は舐めているように見せて、どこか優頼みの事を口にする。

 

積牙「キャプテン頼みじゃないですか………」

 

積牙は呆れた様子でそう返す。そんな中、冬野は相手のスリーポイントシューターのシュートをブロックした。

 

優真「あの人、凄いですね………まるで守城高校の山野さんみたいです………」

 

優真はその光景を見て、守城高校のG山野理香を思い出していた。

 

美矢「………こりゃ本当に、キャプテンにも出てもらうべき相手かもな………」

 

そして美矢は、蜜柑高校相手に優の力も必要である事を呟くのだった………

 

 

 

蜜柑高校の選手達はレベルが高く、巫魔も優を温存する余裕は消えかけていた。果たして、巫魔との対決に近づいている蜜柑高校に対し、巫魔の精神はどのように変わっていくのか………!?

To Be Continued………




次回予告
蜜柑高校の3回戦は、蜜柑高校が大差で勝利を掴んだ。これにより、4回戦の相手は蜜柑高校に決まり………!?
次回「やっぱり蜜柑高校か」
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