幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

281 / 650
前回までのあらすじ
蜜柑高校が試合を制し、巫魔の4回戦の相手は蜜柑高校に決まった。一方、春香の方も第三のスリーを実質的に完成させ………!?


第281話 馬鹿な真似してくれてさ

その後、優は春香をお姫様抱っこしながら白宮家の屋敷に戻ってきた。

 

春香「お姫様抱っこされなくったって自分で歩けますよ………それに、私の汗で蒸れちゃいますよ………?」

 

春香は首を傾げる様子を見せる。

 

優「うそつけ。ボールすら持てない君が歩けるわけないだろうが」

 

優はそう言って頑なに春香を下ろそうとしなかった。屋敷の中へ入ると、そこにはあかりが立っていた。

 

あかり「優くん………春香ちゃんと共に今戻ったのね?」

 

あかりは優に対しそう問いかける。

 

優「あかりじゃないか。でもどうしてここにいるんだ?」

 

優は不思議そうな様子を見せる。

 

あかり「………言おうか迷ったんだけど………話があるの」

 

あかりは優に対し、4回戦の相手は蜜柑高校になった事………その蜜柑高校の選手と光一が口論になった事を優に話した。

 

優「………おいおい、あの馬鹿野郎………馬鹿な真似してくれてさ………」

 

優は呆れる様子を見せると………

 

優「あの馬鹿は後でシメるとして………教えてくれてありがとうな、あかり」

 

優はあかりに対し礼を語る………

 

あかり「………ごめんね。私が止められなくて………」

 

あかりは申し訳なさそうに優へ謝罪する。

 

優「………あかりが謝る事じゃない。このチームの問題児共は癖が強い。その事は僕がよく知っているからな」

 

優はあかりを励ます。

 

優「………取り敢えず光一の野郎には明日謝らせるとして………あかりは休んでおいてくれ。明日、春香がフルで出ない可能性も充分有り得る話だからな」

 

優はあかりに対しそう言うと、春香を連れて部屋に戻る。あかりは優の背を見て………

 

あかり「貴方をキャプテンに選んでよかった………私には、皆をまとめる事なんて出来ないからね………」

 

優をキャプテンに推薦した事を、嬉しそうに呟いていたのだった………

 

 

 

部屋に戻った優は、春香をベットに寝かせる。

 

優「次の相手は蜜柑高校か………まあ予想通りな気もするけどね」

 

優は春香に対して自身の考えを語る。

 

春香「………琴乃さん達を倒したからですか?」

 

春香は、優がそう予測する理由を問いかける。

 

優「それもあるけど………あの変化球のシュートが気になる。研究が必要だ」

 

優はそう言って近くのモニターの電源をつけると、蜜柑高校の試合を見る。

 

春香「試合は明日ですけど………攻略出来るんですか?」

 

春香は不安な様子で問いかける。

 

優「フッ………するさ」

 

優はどこか自信を持ってそう返すのだった………

 

 

 

4回戦の相手である蜜柑高校攻略を始める優。果たして、優は攻略法を見つける事が出来るのか………!?

To Be Continued………




次回予告
次の日、ようやく巫魔高校と蜜柑高校の試合が始まる事に。そして、両チームのキャプテンがいよいよ直接対面し………!?
次回「運命の時ですね」
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。