幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

282 / 650
前回までのあらすじ
白宮の屋敷に戻った優達。優は帰って間もなく、明日に向けた準備を始め………!?


第282話 運命の時ですね

翌日、優達は試合会場へやってきた。

 

優「………さて、覚悟を決めて行こうとするか」

 

優はそう言うと、仲間達と共に試合のコートにやってきた。その後、優達が自分達のベンチで準備をしていると………

 

風夏「こんにちは、巫魔高校の皆さん。それに………初めましてですね、巫魔高校キャプテンの白宮優さん」

 

蜜柑高校キャプテンの鈴原風夏が、副キャプテン夜々を引き連れてやってきた。

 

優「………アンタがキャプテンか。色々調べさせてもらったよ。蜜柑高校は創部2年目のチームだが、その実力はとてつもなく高い………まさか、 僕と同学年だったとは思わなかったよ」

 

優は風夏に対してそう返した。そして、会話の中で風夏が2年生であった事もこの時明らかとなった。

 

風夏「………そこまで調査しているとは恐れ入ります」

 

風夏は優の調査力に感心を見せていた。

 

優「ああ、それと………」

 

優はノールックで光一の耳を掴んで引っ張る。

 

光一「いでっ!? な、なんだ!?」

 

光一は何がなんやら分からず騒いだ。

 

優「このバカがそっちのチームと口論になったと聞いてな。大変申し訳ない」

 

優は先の光一の事を風夏に謝罪する。

 

風夏「いえ、お気になさらず」

 

風夏は特に気にしておらず、笑ってそう返した。

 

風夏「それよりも、いい試合にしましょうね。私達は決して容赦はしませんから」

 

風夏はそう言って、優達に宣戦布告とも取れる言葉を言い放つ。

 

優「………こちらこそ容赦はしない。アンタ達の事を叩き潰す………そのつもりで戦わせてもらう………!!」

 

負けじと優も強気な様子でそう言い放つ。その後、優と風夏は握手を交わした後、風夏達は自分達のベンチへと戻る事に。

 

夜々「………思ったより強気に返して来たね」

 

夜々は優の言葉に多少驚いていたのか、意外そうな様子で風夏へ声をかける。

 

風夏「流石としか言いようがないわね。あの人らしい………」

 

風夏はどこか嬉しそうに呟いた。そして、一度深呼吸をすると………

 

風夏「さあ、運命の時ですね。私達が勝つか、巫魔が勝つか………全てをこの試合で決めましょう………!」

 

巫魔との試合に挑む覚悟を混ぜた言葉を口にする。そして、優も風夏の後ろ姿を目にし………

 

優「………悪いが、アンタの{蛇のシュート(スネークシュート)}の原理は分かった。この試合でまともに決めさせると思うなよ………!」

 

風夏の必殺技、{蛇のシュート}について理解したかのような様子でそう呟くのだった………

 

 

 

遂にやって来た巫魔高校vs蜜柑高校の対決。ベスト8を賭けたこの試合の勝者が、次の準決勝に進めるこの勝負。果たして、これを制するのはどちらなのか………!?

To Be Continued………




次回予告
巫魔高校のスタメン発表。久しぶりに優がスタメンとして起用される中、その中に春香の名前は無かった。ゆうかとしてはまだ春香を温存する理由があるようで………?
次回「春香ちゃんは温存よ」
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。