幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
互いに一進一退の攻防を見せる巫魔と蜜柑の試合。その中で、優は、風夏の{蛇のシュート(スネークシュート)}を止めに行く事に決め………?


第286話 あんな止め方を

続く巫魔の攻撃は、美矢からあかりのパスが風夏にスティールされてしまい、風夏がそのままドリブルで攻め上がる。

 

優「積牙! 4番の鈴原さんをマークだ!!」

 

優はここで積牙を風夏へマークさせる。

 

風夏「そう来ますか………なら、こちらも………!」

 

風夏はそう言うと、積牙の目の前でゴールの真横に向けて、行列スピンのシュートを撃つ。

 

春香「{蛇のシュート(スネークシュート)}………!!」

 

春香は驚く様子を見せる。だが、その直後………

 

優「そのシュートを待っていた!!」

 

優は直後に{蛇のシュート}の軌道で飛び上がり、ディフェンスへ来た。

 

美矢「………! そうか!!」

 

美矢は何かに気づいた。そして優はボールを力強く叩き落とした。

 

風夏「っ………!!」

 

風夏もこれには驚かされる。尚、ボールはコート外へ落下した為………

 

審判「アウト・オブ・バウンズ! 白ボール!」

 

審判のコールが入った。

 

優「ふうっ………」

 

優は息を吐く。そこに美矢が駆けつけてきて………

 

美矢「成程、{蛇のシュート}は初見殺しなだけで、軌道はどっちか読めれば丸わかりって訳だ」

 

優が理解した原理についてそう説明する。

 

優「そゆこと。まあ、初見殺しの厄介なとこは知らないと不利な所だからね………侮れないや」

 

優は{蛇のシュート}の厄介さを理解しつつも、軌道は決まっている為、それが分かればただのシュートである。こうした攻略法に夜々は驚いており………

 

夜々「まさか、あんな止め方を………!」

 

思わず優の止め方に驚いていた。しかし、風夏はどこか喜んでいた。

 

風夏「………そうこなくては………!」

 

風夏は独り言でそう呟くと………

 

風夏「優さん、お見事です。私の{蛇のシュート}を止めたのは素直に賞賛していますが………まだ私はこれで終わりませんよ………!!」

 

優の活躍を賞賛しつつも、まだ自分がこれで終わりでは無い事を匂わせてきた。

 

優「………別にこっちは油断する気は無い。そっちのシュートを止めて良い気になる程………僕はお調子者じゃない………!!」

 

優はそう言って調子に乗る気はさらさらない事を口にする。

 

風夏「そうでしたね………これは失礼しました」

 

風夏は謝罪するような口ぶりをしつつも、その内はどこか挑戦的なものだった………

 

 

 

優が{蛇のシュート}を止め、風夏の手を1つ潰す事が出来た。しかし、風夏の底の知れなさはまだ消えない様子だった。果たして、風夏の様子の理由は何か? そして、試合の流れはどのように動くのか………!?

To Be Continued………




次回予告
風夏の必殺技を止めたものの、巫魔は冬野によってアウトサイドシュートが狙えなかった。試合は不思議な程に一進一退の攻防は終わらず………!?
次回「びっくりするほど動かないな」
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