幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
風夏にボールをスティールされる巫魔。しかし、優が風夏の{蛇のシュート(スネークシュート)}を止めるプレイを見せつけ………!?


第287話 びっくりするほど動かないな

風夏の{蛇のシュート(スネークシュート)}を止めたのは大きな点だった。しかし、蜜柑高校はそんな事態にあまり驚かなかった。それは巫魔に攻撃チャンスが回ってきた際、その理由が明らかとなる………

 

美矢「今度こそ………あかり!」

 

再びの巫魔の攻撃。美矢は再びあかりへのパスを試みる。今度ばかりはスリーポイントラインの外にいたあかりへパスを通し、あかりがシュートを狙う………

 

冬野「おっと、撃たせないよ!!」

 

しかし、冬野はあかりが飛ぶ前に、脅威的な跳躍力を見せつける。

 

あかり「ええっ!?」

 

これにはあかりも驚きの声を漏らすしかなかった。慌てる彼女の隙を突き、冬野はボールを叩き落とした。

 

美矢「(マジか………! キャプテンと同じ跳躍力タイプ………!!)」

 

優のプレイングを思わせる冬野の跳躍力。これには巫魔メンバーも驚きを隠せなかった。

 

優「狼狽えるな!!」

 

しかし、優が冬野の隙を突き、いつの間にあかりの後ろへ回っていた。

 

冬野「なっ………!?」

 

優は零れ玉をインサイドの方へ弾く。これをキャッチしたのは積牙だった。

 

積牙「(よし………!)」

 

積牙は風夏と対峙。積牙は右側へ軽く踏み込む………

 

風夏「(右への踏み込みが浅い………{リバースソニックジャンパー}を狙っていますね………!!」

 

風夏はそれが積牙の必殺技、{リバースソニックジャンパー}と見抜き、彼女も左への踏み込みを浅くし………

 

積牙「はあっ!」

 

積牙が逆に踏み込んだ際、風夏も右へ大きく踏み込み、積牙の進むルートを塞いだ。

 

積牙「なっ!? うわあっ!!」

 

これにより、積牙は思いっきり風夏にぶつかってしまい、風夏を倒してしまう。

 

審判「プッシング! 黒10番!」

 

積牙はまんまとファールを取らされてしまうのだった………

 

 

 

そして、試合を観戦する修也達は、びっくりするほど流れが動かない試合に驚いていた。

 

修也「驚いた………びっくりするほど動かないな」

 

修也もこれには現状を思わず呟いてしまう程である。

 

芽衣「ミドレーユくん達にとってはある意味1番苦しいだろうね………逃げたいのに逃げられない………巫魔にとってはこういうどっちつかずが1番苦しいよね………」

 

芽衣は巫魔の内心を読むと、そのように呟いたのだった………

 

 

 

風夏の{蛇のシュート}を止めてもリードまでは取れず、未だに一進一退の攻防を続けていた。果たして、巫魔にとってある意味苦しい展開は偶然のものなのか? それとも、蜜柑の策略なのか………!?

To Be Continued………




次回予告
あまりに苦しすぎる膠着状態に、巫魔は思わずタイムアウトを取る。そんな中、優がチームに提案したのは………?
次回「流れを変えないとマズい」
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