幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
11点リードで第1Qを終えた巫魔。しかし、蜜柑高校のキャプテンである風夏にはまだ奥の手があるようであり………?


第293話 これが私の切り札です

そして始まる第2Q。巫魔高校は優の代わりにあかりが入り、優がいたポジションには美矢が入る。

 

冬野「あれ? もう下げちゃうんだ………なんだかバカにされた気分」

 

冬野は不貞腐れた様子でそう呟く。風夏はポジションに着く前に美矢へ近づくと………

 

風夏「………後悔しますよ。優さんを下げたこと」

 

優を下げた事に対する挑発か、風夏本人の感情が………どこか後悔を誘うような事を口にする。風夏が立ち去った後、美矢は彼女の背を見て………

 

美矢「………キャプテンがフルで出せたらこっちだって惜しまず出してるさ」

 

優をフルで出せない事情についてぼやくのだった………

 

 

 

試合は蜜柑ボールで再開。夜々にボールが渡ると、ドリブルで攻め上がっていく。

 

優「皆、ディフェンスしっかり固めろよ!!」

 

ベンチに下がってもなお指示をする形でチームに貢献する優。巫魔は思ったよりもインサイド寄りのフォーメーションで守りを固めていた。

 

風夏「(インサイド寄りの守り戦術ですか………成程、そう来ますか………)」

 

巫魔の戦術を前には迂闊な戦術は狙えない。それを悟った風夏は………

 

風夏「夜々さん、こっちです!」

 

風夏はパスを要求。

 

夜々「風夏さん!」

 

夜々は迷うこと無く風夏へボールをパス。ボールを受けた風夏は目の前にマッチアップしていた積牙と対峙するが、風夏は素早い動きで積牙をかわした。

 

積牙「ああっ!?」

 

それを受け、光一と美矢の2人は警戒心を強める。

 

風夏「どうやら私の{蛇のシュート(スネークシュート)}を警戒しているようですね」

 

風夏は2人の様子を悟る。事実、光一と美矢の懸念点はそこだった。

 

風夏「………でも私にはまだ奥の手があります………!」

 

風夏はそう言うと、シュートを放つ体勢に入る。

 

美矢「光一! ここ止めるぞ!!」

 

美矢は光一と連携を取って止めようとする。

 

風夏「これが私の切り札です!! はあっ!」

 

風夏はシュートを放つ。シュートの軌道は光一の方であった。

 

光一「(俺の軌道か………! 止められる………!!)」

 

光一は手を伸ばしてボールを捉えた………

 

光一「………なっ!?」

 

しかし、光一の手に当たったボールは何故か軌道を変え、小さく弧を描いてゴールに入った。

 

優「な、なんだって!?」

 

これには優も席を立ち上がって立ち上がった。

 

風夏「これが私の奥の手………{サイドワインダー}です!」

 

風夏の奥の手というは、もう1つの必殺技{サイドワインダー}であったのだった………

 

 

 

リードを広げていた巫魔に対し、もう1つの必殺技を解禁した風夏。果たして、彼女の必殺技{サイドワインダー}はいったいどのようなシュートなのか………!?

To Be Continued………




次回予告
サイドワインダーはブロックしようにも防げない無敵のシュートであった。これを見た優はどうにか解析が出来ないかを試み………!?
次回「突貫で解析するしかない」
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