幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

295 / 650
前回までのあらすじ
風夏の切り札{サイドワインダー}を解析しようとする優。しかし、無敵に思える風夏の必殺技に巫魔は苦戦を強いられてしまい………!?


第295話 詰みかかってる

それから数分経ったものの、風夏の{サイドワインダー}は全く止められず、優も中々解析が出来ずにいた。

 

春香「参りましたね………さっきから巫魔が全然攻められていません………!!」

 

春香は、巫魔のピンチを口にする。

 

優「それだけじゃない………アウトサイドシュートがロクに入っていない。というか、美矢やあかりが全くスリーを決められていない………!」

 

それに付け加え、優は巫魔がアウトサイドシュートを決められていない事も指摘する。実際、あかりがスリーを狙おうとすると、冬野が尽くブロックしてしまった為、全く決められずにいた。

 

優「マズったな………」

 

現在の光景に優の表情も険しくなる。

 

結衣「マズったとは………?」

 

結衣は恐る恐る優の呟いた言葉の意味を問いかける。

 

優「………こっちが詰みかかってる」

 

優が口にしたのは、巫魔が詰みかかっている現実だった。

 

伊吹「嘘だろ!?」

 

これには巫魔ベンチの中で騒ぎを起こしていた。

 

優「落ち着けよ。まだ完全に詰んだ訳じゃない………!」

 

優はそう言って巫魔のメンバーを宥める。

 

伊吹「でもどうするんだよ………!!」

 

伊吹が焦りながら優にそう問いかける。

 

優「{サイドワインダー}の方はどうにか解析を進めるしかない。でも、あの8番はどうにか出来るはずだ」

 

優が口にしたのは、{サイドワインダー}はまだ解析が必要であるものの、冬野の方は何とかなると考えていた。

 

優「こっちは最強のスリーポイントシューターがいるんだからよ」

 

優はそう言って、春香の肩に手を置いた。

 

春香「………はい!」

 

春香は優の言葉に頷くと共に、自信に溢れた様子を見せる。

 

優「この第2Qはやられるかもしれない。でも、まだこっちが負けたわけじゃない。皆、諦めるにはまだ速いぜ………!!」

 

優はまだチームに諦めないよう期待を持たせる。

 

伊吹「本当にどうにか出来るんだろうな………?」

 

伊吹は不安な様子を見せながら優に問いかける。

 

優「出来ると信じてるさ」

 

優はそう言って自信を見せる。しかし、伊吹は不安な様子を見せ………

 

伊吹「(………優を疑う気は無いが………本当に大丈夫なんだろうな………?)」

 

伊吹は不安な様子で首を傾げるのだった………

 

 

 

それから第2Q終了に至るまで、巫魔は思った通りの反撃がまるで出来ないままスコアを逆転され、35vs42という点差で第2Qを終えてしまうのだった………

 

 

 

蜜柑高校の本領が発揮された事で、巫魔は押されてしまう。しかし、冬野を攻略する事に目処が立っている春香への心配はいったいどこから来ているのか………!?

To Be Continued………




次回予告
ハーフタイム。逆転された巫魔は、前半で温存していた春香をここで出す事になり………!?
次回「最終兵器投入だな」
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。