第3Q開幕と共にいよいよ試合に投入される春香。春香は第3のスリー、{無敵のスリーポイントシュート(インビンシブルスリーポイントシュート)}を披露して冬野の守りを崩すのだった………
春香が{無敵のスリーポイントシュート}を決めた事は蜜柑高校に強い緊張感を与えた。
風夏「皆さん、相手チームの5番春香さんは異次元のスリーポイントシュートを身に付けてきたらしいです。そこで………私達は春香さんを必ずダブルチームにしますよ!」
事実、風夏は春香へのマークを強め、常に春香をダブルチームでマークする事を決めた………
そして試合再開。春香を直接マークする冬野と、冬野のフォローに回れる位置に風夏が立つ事で、実質的に2人係のダブルチームを強いてきた。
春香「そう来ましたか………しかし、私ばかりマークしてて大丈夫ですか………?」
春香は驚きこそしていたが、強かな様子でそう返す。
冬野「………どういう意味よ?」
冬野は首を傾げる。そんな中夜々がパスしたボールを、優真が見事にスティールした。
優真「行きます、速攻!!」
優真は速攻を仕掛ける事を宣言。優真はドリブルで上がって行き、それを聞いた春香達は攻め上がっていく。
風夏「ディフェンス! 特に5番春香さんには撃たせないでください!」
風夏は冷静に指示を出す。春香には冬野を付かせ、風夏もやや春香に注意を向けつつも、積牙をマークする。
優真「(さっきのシュートで春香先輩は完全に警戒されている………でも!)」
優真は鋭く早いパスで美矢へボールを回す。
美矢「ナイスパス!」
美矢はそのままレイアップを狙う。そこに保谷と十夜の2人がディフェンスに来たが………
美矢「光一!」
美矢お得意の{自由なパス(フリーダムパス)}がここで発動。レイアップを撃つという直近でボールをフリーの光一へパスした。
風夏「………! インサイドで来ましたか………!!」
風夏もこれには驚いていた。しかし、今更風夏、夜々、冬野の3人には何も出来ず、光一は強烈なダンクを叩き込み、2点を加えた。
優「成程。インサイド攻めか………流れが動いた」
優は納得した様子でそう呟く。
結衣「インサイド攻め………?」
結衣は訳が分からないと言わんばかりの様子を見せる。
あかり「つまり………敢えて春香ちゃんを使わないって事よ」
あかりは結衣に分かりやすく説明をする。
優「春香にダブルチームするっていうのは、絶対にスリーを撃たれたくないという気持ちの表れだ。でも生憎、今年はインサイドにおいて強い戦力の方が多いからな………!!」
優達は春香が攻撃に参加出来ない状況を利用し、今回の策に出ていた。これにより、巫魔はインサイドの攻撃において隙を突く事が出来たのだった………
春香へマークを強める蜜柑だが、巫魔はそれを突いた戦術に打って出る。果たして、押されているこの状況をひっくり返す事は出来るのか………!?
To Be Continued………
次回予告
巫魔は勝利の流れを引き寄せる希望を見いだし始める。しかし、風夏の{サイドワインダー}だけは未だ攻略出来ておらず………!?
次回「まだ勝てるとは言いきれませんよね」