幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
{サイドワインダー}が止められずに苦戦する巫魔。そんな中、軌道を変えたボールに春香が偶然触れた事から優は攻略の糸口を見出し………!?


第301話 攻略法はこれだ

審判「交代です!」

 

その後、監督のゆうかは攻略の糸口を見出した優をコートへ戻す事に決め、優は再びコートへ戻ってきた。

 

優「優真、交代だ!」

 

交代するのは優真。これによりPFのポジションにいた美矢はPGへ戻り、PFには再び優が着いた。

 

風夏「(ここで優さんを戻してくるとは………)」

 

風夏は優が戻ってきた事に警戒心を見せる。そして、まずは巫魔の攻撃。相変わらず春香への警戒態勢の強い蜜柑だが、優、積牙、光一は構わずインサイドからの攻めを狙っていた。

 

美矢「よし、行くぞ!!」

 

美矢はそう言うと、ゴールに向けて高くボールを飛ばす。

 

優「よし来た!」

 

優は高く飛び上がってボールをキャッチすると、そのままダンクを決める。

 

風夏「(アリウープ………! 優さんが加わった事でインサイドが厄介になりましたね………)」

 

優が加わった事で、巫魔インサイドの厄介さを改めて痛感する風夏。

 

風夏「(しかし、{サイドワインダー}はまだ攻略されていない………巫魔は確実に勝てる段階にはまだ至っていないはずです………!)」

 

だが、まだ{サイドワインダー}があると考えており、続く蜜柑の攻撃では夜々からのパスを受けると、積牙の目の前で{サイドワインダー}を放つ。

 

積牙「うおおっ!」

 

積牙はジャンプして止めようとするが、ボールに触れるとやはり軌道が変わってしまう。

 

風夏「(例え優さんが加わっても止められるはずは………!!)」

 

{サイドワインダー}が決まる………と思われたその時、なんと軌道が変わったタイミングで優はボールに向けてジャンプしていた。

 

優「軌道が変わる必殺{サイドワインダー}の攻略法はこれだ!!」

 

優はそう叫ぶと、ボールの位置を捉え、上から手を振り下ろす。優が振り下ろした手はボールを軽々と叩き落とし、ボールはコート外の地面に落下した。

 

審判「アウト・オブ・バウンズ! 白ボール!!」

 

試合としては再び蜜柑ボールにはなるものの、会場は優が{サイドワインダー}を止めたという事実に驚いていた。

 

光一「ゆ………優が止めた!! 止めたぞー!!」

 

巫魔メンバーは優が止めてくれた事に喜びを上げる。その一方で蜜柑メンバーは風夏の切り札が止められた事に衝撃を受けていた。

 

風夏「まさか{サイドワインダー}まで止めるなんて………!」

 

風夏もこれには驚いていた。しかし、この驚きの中には不思議と喜びの表情も見えていたのだった………

 

 

 

攻略の糸口を見つけた優は、有言実行とばかりに風夏の{サイドワインダー}をブロックした。これにより、巫魔の勝利の可能性は一気に引き寄せられたのだった………

To Be Continued………




次回予告
巫魔が{サイドワインダー}を止めた事で、巫魔は優勢寄りの互角へ持ち込む事が出来た。その影響は第4Qに入っても続き………!?
次回「勝利を取りに行くぞ」
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