幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
{サイドワインダー}を止めた事で、一気に流れを掴む巫魔。しかし、蜜柑高校は諦めずに食らいついてくるのだった………


第303話 蛇を掴む

巫魔は有利を維持する油断の出来ない状況にあり、必死に食らいつく。

 

優「うおおおっ!」

 

優は強烈なダンクを決め、残り時間2分のタイミングで74vs66の8点差に広げる。

 

風夏「まだまだ! ここは一気に攻めます!!」

 

風夏は指示を飛ばす。そして、ボールが夜々に渡ったタイミングで………

 

夜々「風夏さん!」

 

なんと、前線に上がっていた風夏に対し、夜々はボールをパスする。

 

美矢「なっ!?」

 

この場面で、巫魔はあまり戻れていない状況だった。

 

優「させるか!!」

 

………優ただ1人を除いて。

 

風夏「読んでいましたか………!!」

 

風夏は驚きつつも、どこか嬉しそうな様子を見せる。そして、優と風夏の1vs1がここで実現する。

 

風夏「先程は驚きましたが………1vs1なら止められはしないはず! {サイドワインダー}!!」

 

風夏は必殺の {サイドワインダー}を放つ。

 

積牙「さっきは2段構えでやっと止めたのに………!」

 

積牙は絶望的な表情を見せる。

 

優「舐めるなぁ!!」

 

優は高く飛び上がり、両手でボールを掴む。これにより優の両手は強烈なスピンによる激痛が走るが………

 

優「ここで絶対………蛇を掴む!!」

 

優はそう言うと、力任せにスピンを止める。そしてこのタイミングで地面に着地する。

 

光一「と………止めた………って、止めたぁぁぁ!?」

 

誰にも止められないと考えていた{サイドワインダー}を止めたこの状況に、会場の誰もが驚いていた。

 

冬野「そんな………! あのシュートを止められるなんて有り得ない………!!」

 

これは蜜柑高校内でも強い動揺を与えていた。しかし、その動揺を優は利用し、春香へボールをパスした。

 

風夏「………!! 冬野さん!!」

 

風夏は慌てて冬野に声をかける。冬野が気づいた時には既に春香は飛び上がっていた。

 

冬野「しまった………!」

 

冬野は大慌てでディフェンスの為にジャンプするが、誤って春香にぶつかってしまう。これにより審判の笛が鳴る中、春香はボールを放り、ゴールへ沈めた。

 

審判「………バスケットカウント、ワンスロー!!」

 

これにより、春香はスリーを決め、更にフリースローを1本得た。

 

美矢「よし、4点プレイだ!!」

 

巫魔メンバーは大きく喜ぶ様子を見せる。

 

優「ぶっつけ本番でよくもまあ止めれたもんだな………」

 

そんな中、優は先程のディフェンスが大きく考えずに起こしたものであった事を呟き、自分でも意外そうな様子を見せるのだった………

 

 

 

逃げる巫魔と追いかける蜜柑の激闘。その中で優は{サイドワインダー}を単独で止める事に成功。遂に、無敵のシュートを掴んでみせたのだった………

To Be Continued………




次回予告
巫魔vs蜜柑の対決はいよいよクライマックス。果たして、勝利を掴むのは………!?
次回「終わりの時だ」
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