幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
有利ながらも油断の出来ない巫魔。この状況で、優は{サイドワインダー}を単独で止めて見せ、春香の4点プレイへ繋げたのだった………


第304話 終わりの時だ

それから巫魔と蜜柑の2校は時間いっぱいまで戦い続けた。巫魔にとっては最後の1秒まで気が抜けない状況であった。

 

夜々「はあっ!」

 

残る時間で夜々がシュートを狙うが………

 

美矢「撃たすか!」

 

美矢が何とかこれを阻止。零れ球を拾うと、すぐさまドリブルに走る。

 

美矢「よし! もういっちょスリーを決めてフィニッシュと行こうぜ!!」

 

美矢はスリーを狙う事を宣言。それを聞いた風夏達は………

 

風夏「………アウトサイドに重点を置きます!」

 

スリーなど撃たせるものかと言わんばかりにアウトサイドに重点を置いて守りを固める。

 

美矢「(相手は光一とキャプテンに1人ずつ付いていて、4番が積牙のマークを兼任しながら、他2人で春香と私に向けて立っているのか………)」

 

美矢は咄嗟に状況を把握。直後に優が美矢へ視線を向ける。

 

美矢「おし………春香、苦しい状況だけど大丈夫かー!?」

 

美矢は春香に対し、そう問いかける。

 

春香「大丈夫です!」

 

春香はそう返事をする。これにより蜜柑選手の春香に対する警戒心は最高潮に高まる。

 

美矢「おし、行くか!」

 

美矢はそう言って春香へパス………

 

 

 

 

 

 

 

 

美矢「………キャプテン!!」

 

………と見せかけ、突如スリーポイントラインの外へ走り出した優に対し、ボールをパスした。

 

風夏「なっ………!?」

 

これには誰もが驚きを隠せなかった。

 

美矢「ふっ………悪いな、誰も春香が撃つなんて言ってないんだわ………!!」

 

美矢はそう言って最後の最後で蜜柑高校を欺いた。優はボールを受けると………

 

優「さあ、終わりの時だ!!」

 

優はそう言うと、スリーを放つ。優が放ったシュートは見事に炸裂した。それと同時にブザーが鳴る。

 

優「………試合終了だ」

 

これによって試合は終了。結果は84vs72の12点差で巫魔の勝利に終わった。

 

光一「おっしゃあああ! 準決勝進出!!」

 

巫魔のメンバーは、準決勝進出を喜ぶ様子を見せる。

 

結衣「やった! やりましたね!」

 

巫魔の勝利は、巫魔ベンチでも大きな喜びを上げたのだった。一方、蜜柑高校のメンバーは敗北に涙する。

 

風夏「………敵いませんでしたか。今の巫魔高校相手には………」

 

風夏は悔しそうな様子を見せる。

 

風夏「………でも、悔いはありません………!!」

 

しかしこの結果に不満は無く、寧ろ納得している様子を見せたのだった………

 

 

 

巫魔vs蜜柑の対決は、無事に巫魔の勝利に終わった。これにより巫魔高校は準決勝へ駒を進める事になった。遂に巫魔は四強の一角となったのだった………

To Be Continued………




次回予告
風夏は巫魔に対し、この先の試合を応援する事を約束する。その後、遂に大会の四強が出揃い………!?
次回「今年の四強だ」
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