幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
巫魔vs蜜柑高校の激闘は最後まで激しい対決であった。そして長きに渡る試合は、84vs72の12点差で巫魔の勝利に終わったのだった………


第305話 今年の四強だ

風夏「優さん」

 

試合後、風夏達蜜柑高校のメンバーは優達巫魔メンバーの前にやってきた。

 

風夏「いい試合でした。それに………私達の奥義を潰した巫魔高校はこんなに強かったんだと勉強になりました。来年、全国へ再挑戦する為の経験にさせていただきます」

 

風夏はそう言って、手を差し出す。

 

優「こちらこそ勉強になった。全国でも強いチームってのがどういうチームなのか改めてね」

 

優はそう言うと手を差し出して、風夏と握手を交わす。

 

風夏「私達より強いチームばかりでしょうが………準決勝、頑張ってください………!」

 

風夏は巫魔に激励の言葉を送る。

 

優「ああ、ありがとう。風夏」

 

優は感謝と共に風夏の名を呼ぶ。憧れていた人物に初めて名前を呼ばれた風夏は嬉しそうに照れるのだった………そして、蜜柑メンバーの中から冬野も春香の前に立ち………

 

冬野「………今回はまるで止められなかったけど………次は勝つから」

 

春香に対して、リベンジの言葉を口にする。

 

春香「ええ。でも、私だって負けないからね」

 

春香は冬野の言葉に頷くと共に、次も自分が勝つ事を宣言。冬野は素直そうな表情では無かったが、素っ気なく手を差し出し、春香も手を差し出して握手に応じた。この時の冬野は照れを隠しきれていなかったのだった………

 

 

 

その後、準々決勝のプログラムが終わり、四強が出揃う事に。

 

優「さっき入った情報によると………これが今年の四強だ」

 

優は巫魔メンバーに今年度の四強を見せる。

 

美矢「今年の四強は………うわっ、守城と魔帝は入ってるよな」

 

その内2校は四強常連の、戦記良太率いる守城高校と大牧大河率いる魔帝高校である。

 

春香「今年はこれでも幸いですけどね。次の準決勝、その2校がぶつかるんですから」

 

春香はトーナメント表を見ながらそう呟く。そう、今年は守城と魔帝が準決勝でぶつかるのだ。

 

積牙「えっ、という事は………もしかして今年は全国制覇において絶好の機会って事ですよね………!?」

 

かつて県大会で巫魔を下した守城高校と、その守城を2度も打ち倒して優勝を掴んできた魔帝。この2校のうちどちらかが倒れるのは巫魔にとって絶好のチャンスとも言える。

 

優「それでも2、3%楽になる程度だ。1割も楽にならない」

 

しかし、優はそれでも言う程楽にならない事を呟く。

 

優「なんせ次の相手も四強常連の古豪、オカヤマ代表鬼ヶ島高校だからな………」

 

その理由は、次にぶつかる相手もまた四強常連の相手であったからだった………

 

 

 

蜜柑高校との激闘を制した巫魔だったが、相手の強さは強くなるばかり。果たして、巫魔の準決勝の相手鬼ヶ島高校とはいったいどのような高校なのか………?

To Be Continued………




次回予告
オカヤマ代表鬼ヶ島高校。その実績は県大会10連覇中のチームであり、四強に入った回数は守城や魔帝よりも多いという安定的に強いチームであり………!?
次回「実績なら1番かもな」
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