幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
巫魔vs鬼ヶ島の対決。優のプレイを目の当たりにした十原は冷静なフェイダウェイシュートを決めて追いついてくるのだった………


第312話 攻めれるうちに攻める

それから3分。両チームは互いに攻める事で点を稼いでおり、巫魔は優を起点に攻めていた。

 

優「はあああっ!!」

 

この時も優は強烈なダンクを叩き込み、2点を追加する。直後にディフェンスへ走る優に対し、美矢が小走りで優に近づくと………

 

美矢「飛ばし過ぎじゃないか、キャプテン?」

 

優がスタミナを気にせずに強気のプレイをしている事を問いかける。

 

優「今は攻めれるうちに攻める。早い段階で厳しい状況に持ち込まれるのはあまり得策じゃないからな………」

 

優はそういうと、スタミナの消費など全く気にしないと言わんばかりにスピードを上げる。

 

美矢「………早い段階でへばんなきゃいいけどな………」

 

美矢はそう言って、優を心配する素振りを見せるのだった………

 

 

 

そして鬼ヶ島の攻撃。十原は優の前に立ち、優と対面する。

 

十原「勝負してもらうよ、4番くん!」

 

十原はそう言って優との対決に挑む。直後、十原にボールが渡ると………

 

十原「そりゃ!」

 

十原は後ろに飛んでフェイダウェイシュートを狙う。

 

優「………そこだ!」

 

しかし、優はこれを読み切って前にジャンプ。十原の手からボールを落とさせた。

 

十原「おっと………?」

 

これには十原も驚いていた。直後、零れ球を拾った優は素早い動きでドリブルをする。五十鷹達がディフェンスに走ってきたものの、優は華麗なドライブでこれを回避。インサイドへ入り込むと強烈なダンクを決めた。

 

春香「ナイスです、優さん!」

 

優と春香は軽い右手の握り拳を優しくぶつけ合い、追加点の投入を喜び合う。

 

十原「カウンターアタック………よくもやってくれるなぁ………」

 

十原は優の攻撃をそう評した………

 

 

 

そして、観客席では巫魔が今のところ渡り合えている事に驚きの声が見え始めていた。

 

修也「やっぱり激闘を繰り広げただけあって巫魔も幾らか戦えてるな………」

 

修也は巫魔が健闘している事に驚きながらそう呟く。

 

風夏「特に優さんの力は大きいですね。あの人は無茶なプレイでも基本ゴールに入れるので、巫魔メンバーとしては頼りになりますよ、それだけの攻撃力がある人なんて」

 

風夏は巫魔が着いていけている事に対して、優の力の大きさを悟っていた。

 

風夏「しかし………スタミナはどこまで持つのか………幾ら優さんとて、40分フルは無理でしょうし………」

 

しかし、風夏は優のスタミナ切れを心配し、思わずそう呟くのだった………

 

 

 

鬼ヶ島相手に互角の対決を見せる巫魔。しかし、優のスタミナが削られているのも確かな事。果たして、巫魔は鬼ヶ島相手にこの不安を回避出来るのか………!?

To Be Continued………




次回予告
巫魔の優中心の戦術に対し、鬼ヶ島は優にマークを集中させる。止めるまでは行かずとも、確かに優のスタミナを消耗させる事が出来ており………!?
次回「スタミナ削りを行うぞ」
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