幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
鬼ヶ島を相手に優中心の攻めを行う巫魔。優の力は鬼ヶ島の選手相手にも大きく通用するものであり………!?


第313話 スタミナ削りを行うぞ

それからまた2分程経った頃。このタイミングで優がスリーポイントシュートを決めた。

 

美矢「よし! キャプテンのスリーだ!」

 

試合開始から5分の時点で15vs8。第1Qから爆発する優のプレイングが、巫魔に流れを与えていた。

 

十原「成程………あの4番くんが巫魔の大黒柱という訳か………ふむふむ」

 

しかし、十原は優のプレイングを見て、巫魔における優の貢献度を理解すると………

 

十原「皆、ちょいちょい」

 

コートにいる鬼ヶ島メンバーを手招きし、自らの元に集めると………

 

十原「巫魔の4番くんなんだけど、彼ははっきり言って強いなんて次元じゃない。ここまで度々温存されてきたのは彼の手を完全に読まれないようにする為だったと考えると………正直納得だね」

 

チームメンバーに、優の厄介さを話す。

 

千宮「じゃあどうするんだよ?」

 

千宮は十原に対し首を傾げる。

 

十原「………しかし彼には弱点がある。それはスタミナの消耗が激し過ぎる事だよ」

 

十原は優の弱点について話し始める。そして、十原はたった5分で優の弱点に気づいてしまった。

 

優「はあっ、はあっ………ふうっ」

 

開始から5分。優中心で攻め、しかもそのプレイングは力強くもスタミナを大きく消耗するもの。優に疲れが見え始めるのも無理はない。

 

十原「ここで俺達が狙うは4番くんのスタミナだ。スタミナ削りを行うぞ」

 

十原はそう言うと、鬼ヶ島の戦術を、優のスタミナ削り狙いへと定めるのだった………

 

 

 

それから鬼ヶ島の戦術は、優へダブルチームを仕掛ける展開に持っていく。しかし、これはただのダブルチームでは無かった。

 

優「(なんなんだ………? ダブルチームを仕掛けてくる割には、僕が攻めれるくらいには隙もある………?)」

 

なんと、わざと優に攻めの隙を与えている。

 

美矢「(………キャプテンとこのダブルチーム、守りが甘いな………)」

 

美矢もこの状況には首を傾げていた。しかし、時間が次々と経っていくのを目にすると………

 

美矢「キャプテン!」

 

美矢は優へボールをパス。優はダブルチームを前にしても、ジャンプシュートを放ち、2点を加えた。

 

優「(決まった………しかし、何だこの違和感は………?)」

 

だが、この2点は優にとって半ば取らされたようなものであり、優の中で大きな疑問を与えるのだった………

 

 

 

巫魔を相手に冷静な戦術を組み立てる鬼ヶ島。これに違和感を覚える優と美矢。果たして、優達は鬼ヶ島の狙いに気づく事は出来るのか………!?

To Be Continued………




次回予告
違和感を感じつつも、それを隙として攻め続ける巫魔。だが、監督のゆうかは違和感の正体に気付き………!?
次回「やってくれるじゃない」
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