幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
優の様子にドン引きの会場。その混乱に乗じた春香がスリーを決める事に成功。しかし、タイムアウトにより混乱を利用した作戦は使えなくなり………?


第317話 メンタルを戻しましょう

美矢「………作戦がご破算になった今、このままじゃこっちが不利になっちまう。というか、キャプテンのメンタルが幼児化したままなのは色んな意味で困る………」

 

美矢は優のメンタルが幼児化した事を指摘。このままではマズいと言わんばかりの様子を見せる中………

 

春香「………そうね、メンタルを戻しましょう」

 

春香も今の優のメンタルは試合展開的に好ましく無いのか、優の前に立つと………

 

春香「優さん、ぬいぐるみの時間は終わりですよ。でも、今日の試合を頑張ったら………夜は着物寝巻きパーティーしましょうね………! 」

 

そう言って、優のメンタルの回復を図った。

 

美矢「着物寝巻きパーティって………そんなんでキャプテンのメンタルが戻るのか………?」

 

美矢は首を傾げる。

 

優「着物寝巻きパーティー………はっ!? ………僕は今まで何を………!?」

 

しかし、周りの予想を裏切って優は我に返った。

 

美矢「うそーん………」

 

これには美矢もいつもの口調を忘れてそう呟いた。そして、優は頭の中でここ数分の記憶を思い返す。その過程の中で優は顔を真っ赤にし………

 

優「………春香、僕はこれまで何をしてた………?」

 

春香に確認をするように問いかける。

 

春香「私は見ていないので知りませんね。周りの皆さんも見てないです」

 

春香はこの場面でしらばっくれる様子を見せる。

 

光一「えっ? ついさっきまで………」

 

光一が真実を話そうとすると、春香が光一の肩を掴む。しかし、その力は見た目に似合わずに強く………

 

春香「見ーてーまーせーんーよーねー?」

 

一語一語引き伸ばし、笑顔ながらどこか脅すような表情で脅すようにそう呟く。

 

光一「………ひゃい、待ておりませぬ………」

 

光一は春香に恐怖を覚え、変な日本語で言葉を返す。

 

優「日本語がおかしいぞ………? まあ、君達が見てないならいいか………」

 

優は春香の言葉を疑いもせずに信じた。

 

美矢「(よくもまあ春香の嘘を信じるなぁ………)」

 

美矢は呆れた様子で優を見る。しかし、結果として優のメンタルが復活したため事なきを得る。

 

優「………まあそんな事は今やどうでもいい。今の状況を何とかする………それが一番だ………!」

 

ようやく試合に集中力を戻した優。果たして、この場面における優の復活はチームの追い風となるのだろうか………

 

 

春香の策による2回の作戦を経て、ようやく我に帰る事が出来た優。果たして、巫魔はこの場面においてどのような策を打ち出すのだろうか………?

To Be Continued………




次回予告
まだ会場が混乱している為、その状況が利用できるのではないかと考える優達。そこで、彼らが打ち立てたのは………!?
次回「まだ混乱状況なのは変わらない」
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