幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
鬼ヶ島の隙を突いた戦術を打つ巫魔。しかし、十原がそれに気づいた事で、そこまでの有効打にはならなくなり………?


第320話 次の手に出よう

その後、巫魔と鬼ヶ島は互いに譲らぬ形で第1Qを終えた。現在のスコアは24vs20。4点差でギリギリ巫魔が有利だった………

 

 

 

巫魔のベンチでは次の作戦に向けた会議を行っていた。

 

優「流石に強豪校だな………付け焼き刃とも思える奇策ではもう限界って所だろうな………」

 

優は今の作戦がもう限界である事を悟っていた。しかし、これで勝てたら苦労はしない。そんな事は百も承知である。

 

優「………よし、次の手に出よう。どっちにしろ勝つ為には、必要な策をやらなきゃ行けない事は事実だ」

 

優はそう言ってベンチを立つ………

 

春香「さっき見た感じですけど、やはり鬼ヶ島高校はインサイド主体のチームみたいです。スリーポイントシューターがいないとは言いきれませんが、主戦力はやはりインサイドと見て間違いは無いかと」

 

春香は鬼ヶ島の戦い方がインサイド主体であると推測し、優に説明する。

 

優「やっぱりそうか………美矢、そういう相手にはどうすべきか………君ならどう考える?」

 

それを聞いた優は、美矢に策を問いかける。

 

美矢「そうだな。私だったらインサイドにはインサイドをぶつけて、外にいる奴は私と春香でマークする。私が5番、春香は6番にマーク。多分アイツはポジション的にGかSGだ。スリーポイントシュートが打てる可能性を見て春香を置いておき、キャプテン、光一、積牙の3人をインサイドに置いといて、残りの3人を置いとくのがベストだと思うよ」

 

美矢はそう言って、インサイドとアウトサイドで役割分担をする事を提案する。

 

優「成程。いいんじゃないの?」

 

優は特に反対意見を述べる事は無かった。

 

光一「えっとつまり………俺達が頑張らなきゃ行けないって事か………?」

 

話を聞いていた光一は首を傾げながら優にそう問いかける。

 

優「分かりやすく言えばそうなるね」

 

優はそう呟く。それを聞いた光一は………

 

光一「おーし! この巫魔高校最強のC、相田光一様に任せやがれ!!」

 

分かりやすく調子に乗った。

 

優「よーし、やったれ、光一!」

 

優は光一を煽てる。

 

光一「任せろ、優!!」

 

光一はチョロいと思わせる程にあっさりと乗った。

 

美矢「(絶望的にチョロすぎるな、光一の奴………キャプテンの思う壷な気がするぜ………)」

 

美矢もこれには呆れる様子を見せていたのだった………

 

 

 

巫魔vs鬼ヶ島の対決。巫魔はマンツーマンによる策で挑む事に。果たして、強豪鬼ヶ島相手に美矢の提案した策は通用するのか………!?

To Be Continued………




次回予告
巫魔vs鬼ヶ島の対決は第2Qに突入。マンツーマンの策で優達は対抗する事になり………?
次回「シンプルながら効くんだ」
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