幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
十原の力は圧倒的であり、特に必殺の{ロウフェイダウェイシュート}は優と積牙の2人がかりでも止められず………!?


第323話 上手すぎて見惚れちゃったよ

十原を倒すという課題に対して、優が取ったのは分析だった。

 

優「(流石全国区のキャプテン。動きが速い………正直、体感は速野さんクラスだ………)」

 

十原のスピードは速く、それはイバラキ県大会で激突した爆速高校のキャプテン、速野信太と互角と言えるほどに素早かった。

 

積牙「そう何度も決めさせるか!」

 

積牙は十原の前に立ちはだかる。優は浮世をマークしつつ、十原の分析を行っていた。

 

十原「その元気は大事だ。だけど、俺を相手にはそれだけじゃ足りない………!!」

 

十原はそう言うと、素早い動きでシュートを放つ。

 

積牙「速い………!!」

 

そのスピードは積牙がジャンプする暇もないほどに速く、シュートも正確に決めて見せた。

 

優「(流れるような素早いシュート………これだけのシュート力………ニホン国内でもまずいない。ニホン国内限定なら………間違いなく最強クラスのシューターだ………!)」

 

優は見惚れるようにそう考えていた。

 

美矢「キャプテン、何見惚れてんだよ?」

 

美矢は呆れた様子で優にそう問いかける。

 

優「………ああ、悪い悪い。十原さんのプレイが上手すぎて見惚れちゃったよ」

 

優は美矢に対し、そう呟く。

 

美矢「しっかりしてくれよ? 今日のキャプテン、メンタルコロコロ変わり過ぎてて変なんだからさ」

 

美矢はそう言うと、春香からのパスを受けて前線へ上がっていく。

 

優「………そうだな。シャキッとしなきゃだな………!」

 

優は自分の両頬を叩くと、同じく前線へと上がるのだった………

 

 

 

しかし第2Q残り3分の状況になっても、十原の無双が止められず、32vs40にまで点を広げられていた。

 

優「参ったもんだ………さっきから十原さんの攻略法が見出せないな………」

 

流石に相手のレベルが高い為か、優も分析が困難を極めていた。

 

優「(速野さんはスピードに身を任せる戦術だったが、この人は違う。無理かイージーなパターンがあるならそっちに方向転換する。PGでも無いのによく場が見えやがるってもんだ………)」

 

優は十原への感心を見せながらも、どうにか十原の隙を突けないか探していた。そんな中、優の前にボールを持った十原が立ちはだかる。

 

十原「そういえば、君とはマッチアップしてなかったな」

 

この試合では初のキャプテン対決。優は十原の全身に視線を向けると………

 

優「………お手合わせ願います」

 

十原に対しそう言って、対決の姿勢を見せるのだった………

 

 

 

十原の攻略法が見えない中、優と十原のキャプテン対決が始まろうとしていた。果たして、勝負の行方は………!?

To Be Continued………




次回予告
十原相手に慎重に挑む優。十原も優に対しては慎重に動いた為膠着状態となる。果たして、この対決を制するのはどちらなのか………?
次回「先を読み切った方の勝ちだ」
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