十原の力は圧倒的であり、特に必殺の{ロウフェイダウェイシュート}は優と積牙の2人がかりでも止められず………!?
十原を倒すという課題に対して、優が取ったのは分析だった。
優「(流石全国区のキャプテン。動きが速い………正直、体感は速野さんクラスだ………)」
十原のスピードは速く、それはイバラキ県大会で激突した爆速高校のキャプテン、速野信太と互角と言えるほどに素早かった。
積牙「そう何度も決めさせるか!」
積牙は十原の前に立ちはだかる。優は浮世をマークしつつ、十原の分析を行っていた。
十原「その元気は大事だ。だけど、俺を相手にはそれだけじゃ足りない………!!」
十原はそう言うと、素早い動きでシュートを放つ。
積牙「速い………!!」
そのスピードは積牙がジャンプする暇もないほどに速く、シュートも正確に決めて見せた。
優「(流れるような素早いシュート………これだけのシュート力………ニホン国内でもまずいない。ニホン国内限定なら………間違いなく最強クラスのシューターだ………!)」
優は見惚れるようにそう考えていた。
美矢「キャプテン、何見惚れてんだよ?」
美矢は呆れた様子で優にそう問いかける。
優「………ああ、悪い悪い。十原さんのプレイが上手すぎて見惚れちゃったよ」
優は美矢に対し、そう呟く。
美矢「しっかりしてくれよ? 今日のキャプテン、メンタルコロコロ変わり過ぎてて変なんだからさ」
美矢はそう言うと、春香からのパスを受けて前線へ上がっていく。
優「………そうだな。シャキッとしなきゃだな………!」
優は自分の両頬を叩くと、同じく前線へと上がるのだった………
しかし第2Q残り3分の状況になっても、十原の無双が止められず、32vs40にまで点を広げられていた。
優「参ったもんだ………さっきから十原さんの攻略法が見出せないな………」
流石に相手のレベルが高い為か、優も分析が困難を極めていた。
優「(速野さんはスピードに身を任せる戦術だったが、この人は違う。無理かイージーなパターンがあるならそっちに方向転換する。PGでも無いのによく場が見えやがるってもんだ………)」
優は十原への感心を見せながらも、どうにか十原の隙を突けないか探していた。そんな中、優の前にボールを持った十原が立ちはだかる。
十原「そういえば、君とはマッチアップしてなかったな」
この試合では初のキャプテン対決。優は十原の全身に視線を向けると………
優「………お手合わせ願います」
十原に対しそう言って、対決の姿勢を見せるのだった………
十原の攻略法が見えない中、優と十原のキャプテン対決が始まろうとしていた。果たして、勝負の行方は………!?
To Be Continued………
次回予告
十原相手に慎重に挑む優。十原も優に対しては慎重に動いた為膠着状態となる。果たして、この対決を制するのはどちらなのか………?
次回「先を読み切った方の勝ちだ」