幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
優vs十原の対決。勝負の決着は優がファールを取られてしまうものの、互いに劣らないものに終わり………!?


第325話 君に勝つのは俺だ

優達の会話を見ていた十原。ボールを地面に打ち付けながら、優にスティールされかけた場面を思い出していた。

 

十原「………ふっ」

 

これには十原も笑みを零していた。

 

五十鷹「何笑ってる。さっきの場面は危なかっただろう。何故パスを選ばなかった?」

 

五十鷹は十原に対し、苦言を呈する。

 

十原「あはは、行けるかな………なんて」

 

十原は笑う様子を見せるが………

 

五十鷹「笑ってる場合か」

 

五十鷹は十原の背中を叩く。

 

十原「痛っ! ………分かってるよ、笑ってる場合じゃねえのは」

 

十原はそう言うと………

 

十原「浮世! 俺とマッチアップ相手変わってくれ!」

 

PFの十原に対してそう問いかける。十原は無言でこれを頷いた為、彼等の中ではすぐに話がついたのだが………

 

美矢「何っ!?」

 

美矢は驚いていた。何故ならマッチアップ相手が変わることは、十原が相手するのは優に変わる事を指すのだ。

 

優「………マジですか」

 

これには優も敬語が出てきてしまった。そして、十原は優の前に立つと………

 

十原「………君、名前はなんだったかな」

 

優に名前を問いかけた。

 

優「………白宮優です」

 

優は少し間を置いて名乗った。彼の名を聞いた十原は………

 

十原「成程ね………なら優くん。君にここで言ってやろう。君に勝つのは俺だ!」

 

優に対し宣戦布告を行った。それを聞いた優は驚いた様子を見せる。

 

優「(ま、参った事になった………まさかこの人と真正面からやり合う羽目になるとは………)」

 

優は困惑した様子で内心驚いていた。しかし、これによって優は全国トップクラス相手に認められた事を示しており、優はフッと笑みを見せると………

 

優「………臨む所です。でも、勝つのは僕です………!」

 

優は勝負を受ける事に決め、返事をする。これにより、会場は一気に湧き上がった。

 

観客「うおおおっ! 巫魔のキャプテンが十原を本気にさせちまったぞー!?」

 

観客の言葉で会場の空気は優と十原の対決を望む空気となった。観客席で見ていた修也達もこれには驚いており………

 

修也「おいおいマジかよミドレーユ………! アイツ相手にやり合えるのか………!?」

 

実際修也は心配の言葉を漏らした。

 

芽衣「(ミドレーユくんと十原清九郎さん………2人ともインサイドではトップクラスのポテンシャルを持っているけれど………どっちがこれを制するか読むのはとても難しいな………」

 

そして、これまで多くの巫魔の試合を見てきた芽衣も、予想が難しそうな様子を見せるのだった………

 

 

 

巫魔vs鬼ヶ島の激闘で、キャプテン同士の頂上決戦が行う事が決まった。果たして、この対決を制するのは優と十原のどちらなのか………!?

To Be Continued………




次回予告
優vs十原の対決が始まり、2人は一進一退の攻防を展開。その対決は、試合を膠着状態へ動かすきっかけとなり………!?
次回「完全に互角だ」
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