幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

329 / 650
前回までのあらすじ
十原の代わりに入って来たのは三影秀斗という選手だった。彼の性格は光一達と同じくバカと言える性格で………!?


第329話 スピード型のFか

春香から美矢にボールが渡り、試合再開。美矢はドリブルで上がると、五十鷹と対峙する。

 

五十鷹「行かせん!」

 

五十鷹はそう言って立ちはだかる。

 

美矢「悪いが………やられっぱなしってのは性にあわないんでな!!」

 

しかし美矢は姿勢を低くし、ドリブルで五十鷹を回避した。

 

美矢「もらった!」

 

美矢はそのままシュートを放つ。十原がベンチに下がっているのは巫魔にとって大きく、美矢のシュートは妨害されること無く決まった。

 

美矢「よし! (十原がいないとここまで余裕が出てくるのか………)」

 

美矢はびっくりする程決まった事に嬉しそうな様子を見せていた。

 

五十鷹「切り替えるぞ! 十原が抜けてディフェンスが落ちるのは承知の上だ!!」

 

しかし、五十鷹は割り切った様子でそう言った。直後八剣からボールがパスされ、五十鷹は素早い動きで上がっていく。

 

美矢「ディフェンス! ここ止めるぞ!」

 

美矢が中心となり、巫魔も守りを固める。

 

五十鷹「三影!」

 

すると五十鷹はここで変化球を入れてきた。途中投入の三影にボールをパスしてきたようだ。

 

三影「見せてやるぜ、俺の実力を!!」

 

三影はそう言って姿勢を低くさせる。すると次の瞬間、三影は素早い動きで走り出し、ディフェンスに来た積牙を軽々とかわした。

 

積牙「なっ!?」

 

これには積牙も驚きを隠せなかった。三影は止まらずにゴール下の方まで走る。

 

光一「決めさせるかよ!」

 

光一は体を大きく広げるが、三影は光一すら抜き去ってしまった。

 

光一「何っ!?」

 

これには光一も度肝を抜かれていた。彼をディフェンス出来る選手はいなくなり、三影はそのままレイアップで2点を加えた。

 

三影「よーし! どうだ!」

 

五十鷹のパスから間もなくして三影が点を取った事に驚きを隠せない巫魔。そして優はそれを見て………

 

優「成程………スピード型のFか。厄介なドリブラーを出してきやがった………鬼ヶ島はディフェンスを犠牲にオフェンスを強めてきたって訳だ………」

 

優はそう言って三影の事を分析。優曰く、三影のドリブルによる突破力の高さは鬼ヶ島を攻撃型のチームへ変えたのだ。

 

優「しかし、こっちのFだって負けてないよ………積牙!」

 

優はそう呟く。そして、巫魔の攻撃の為前線に上がろうとしていた積牙に声をかけ、積牙を呼び寄せる。

 

積牙「どうしたんですか、キャプテン?」

 

積牙が首を傾げながらコートのライン前に立つ。

 

優「君があっちの10番に付け」

 

優が伝えたのは、積牙に三影の相手をするよう指示するものだった………

 

 

 

十原の代わりに入ってきた三影により、鬼ヶ島はオフェンス型のチームとなった。そんな中で優は積牙に相手をするよう指示。果たして、優の意図は………!?

To Be Continued………




次回予告
優の支持を受けた積牙は三影と対峙する。三影のスピードに翻弄される積牙だが、優は積牙に対し積極的にマッチするよう指示し………!?
次回「懲りずに食らいつけ」
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。