幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

333 / 650
前回までのあらすじ
立ち直った積牙の動きは良くなっていき、三影に対してもある程度渡り合えるようになり始め………!?


第333話 負けられないんだ

それから3、4分。試合の残り時間が2分を下回り始めたタイミングで、積牙の動きは格段に良くなっていた。

 

優真「積牙くんのスピードが上がっている………?」

 

優真は驚きを見せていた。

 

優「正直、嬉しい想定外だ………僕はあの10番のスタミナを削ってくれるだけて満足だったんだが………さっきの激励で積牙が立ち直るばかりか、彼の中にある資質が開花したようだね………」

 

優もこれは想定外だったようで、驚きつつも積牙の成長を嬉しそうに見ていた。そして、巫魔の攻撃時に積牙の真価が大きく発揮される………!

 

美矢「よし、積牙!」

 

美矢は積牙にボールをパスする。

 

三影「勝負だ、積牙!!」

 

しかし、積牙の前に三影が立ちはだかる。

 

積牙「くっ………!」

 

積牙はボールをバウンドさせながら、三影を抜こうとするも、三影の守りは厚く、そう簡単には突破させてはくれない。

 

積牙「………なら!」

 

積牙は三影の一瞬の隙を突き、素早いドライブで三影を抜く………

 

三影「(さっきやろうとした奴か………でも、俺には通じねえ!!)」

 

三影はその動きが積牙の{ソニックジャンパー}を前に回り込む。

 

光一「だ、ダメだ………!! また{ソニックジャンパー}が止められる………!!」

 

光一は慌てた様子を見せる。しかし………

 

積牙「俺は………俺は負けられないんだ!!」

 

積牙は諦められなかった。するとその直後、積牙は稲妻のようなジグザグな軌道で三影をかわした。

 

三影「なっ………!? (み、見えなかった………! まるで目の前を稲妻が走ったような………!?)」

 

三影は積牙の動きに驚き、全く反応出来なかった。三影をかわした積牙はそのままジャンパーによるシュートを決め、2点を加える事が出来た。

 

光一「き、決めた! セッキーの新必殺技で決まったぞー!!」

 

光一は積牙に近付くと、彼の背を強く叩いた。

 

積牙「痛っ!?」

 

積牙は光一の馬鹿力に驚いていた。

 

光一「すげえぜあれ! {ソニックジャンパー}よりもずっと速かった! 稲妻みたいな………はっ! さっきの新技、{ライトニングソニックジャンパー}って名付けようぜ!!」

 

光一は立て続けに積牙の新必殺技へ勝手に名前をつける。しかし、積牙は三影を相手に突破出来た事に喜びを感じ………

 

積牙「………はい!」

 

積牙は笑顔で光一の言葉に頷くのだった………

 

 

 

積牙vs三影との対決で、初めて三影を抜く事が出来た積牙。新必殺技{ライトニングソニックジャンパー}を編み出し、積牙はまた1つ大きな成長する事が出来たのだった………

To Be Continued………




次回予告
積牙の活躍で第3Qで形成を立て直す事が出来た巫魔。そして最後の第4Q。ここで両チームのキャプテンが試合に戻ることになり………!?
次回「最後の大勝負だ」
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。