立ち直った積牙の動きは良くなっていき、三影に対してもある程度渡り合えるようになり始め………!?
それから3、4分。試合の残り時間が2分を下回り始めたタイミングで、積牙の動きは格段に良くなっていた。
優真「積牙くんのスピードが上がっている………?」
優真は驚きを見せていた。
優「正直、嬉しい想定外だ………僕はあの10番のスタミナを削ってくれるだけて満足だったんだが………さっきの激励で積牙が立ち直るばかりか、彼の中にある資質が開花したようだね………」
優もこれは想定外だったようで、驚きつつも積牙の成長を嬉しそうに見ていた。そして、巫魔の攻撃時に積牙の真価が大きく発揮される………!
美矢「よし、積牙!」
美矢は積牙にボールをパスする。
三影「勝負だ、積牙!!」
しかし、積牙の前に三影が立ちはだかる。
積牙「くっ………!」
積牙はボールをバウンドさせながら、三影を抜こうとするも、三影の守りは厚く、そう簡単には突破させてはくれない。
積牙「………なら!」
積牙は三影の一瞬の隙を突き、素早いドライブで三影を抜く………
三影「(さっきやろうとした奴か………でも、俺には通じねえ!!)」
三影はその動きが積牙の{ソニックジャンパー}を前に回り込む。
光一「だ、ダメだ………!! また{ソニックジャンパー}が止められる………!!」
光一は慌てた様子を見せる。しかし………
積牙「俺は………俺は負けられないんだ!!」
積牙は諦められなかった。するとその直後、積牙は稲妻のようなジグザグな軌道で三影をかわした。
三影「なっ………!? (み、見えなかった………! まるで目の前を稲妻が走ったような………!?)」
三影は積牙の動きに驚き、全く反応出来なかった。三影をかわした積牙はそのままジャンパーによるシュートを決め、2点を加える事が出来た。
光一「き、決めた! セッキーの新必殺技で決まったぞー!!」
光一は積牙に近付くと、彼の背を強く叩いた。
積牙「痛っ!?」
積牙は光一の馬鹿力に驚いていた。
光一「すげえぜあれ! {ソニックジャンパー}よりもずっと速かった! 稲妻みたいな………はっ! さっきの新技、{ライトニングソニックジャンパー}って名付けようぜ!!」
光一は立て続けに積牙の新必殺技へ勝手に名前をつける。しかし、積牙は三影を相手に突破出来た事に喜びを感じ………
積牙「………はい!」
積牙は笑顔で光一の言葉に頷くのだった………
積牙vs三影との対決で、初めて三影を抜く事が出来た積牙。新必殺技{ライトニングソニックジャンパー}を編み出し、積牙はまた1つ大きな成長する事が出来たのだった………
To Be Continued………
次回予告
積牙の活躍で第3Qで形成を立て直す事が出来た巫魔。そして最後の第4Q。ここで両チームのキャプテンが試合に戻ることになり………!?
次回「最後の大勝負だ」