幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

334 / 650
前回までのあらすじ
試合時間が進む度に積牙のスピードは大きく上がっていた。そひめ、そのパワーアップは、積牙に新必殺技を開花させ、ついに三影を抜き去る事が出来たのだった………


第334話 最後の大勝負だ

積牙の新必殺技{ライトニングソニックジャンパー}によって、巫魔の勢いは強くなった。これによってスコアは一気に伸びる事となり………第3Qが終了したタイミングでは52vs56の4点差に近付いた。

 

優「………幾ら十原さんが抜けていたとはいえ、よくも4点差にまで詰めよれたね………正直予想外だよ」

 

巫魔が善戦と言える場面にまで迫った事は友力も大きく驚いていた。

 

春香「点差が離されるよりはマシですよね? 優さんが戻ってきた時に点差が離れすぎていたら大変な事になってしまいますからね」

 

春香はクスリと笑いながらそう言った。

 

優「それはそうだ」

 

優も思わず笑いを零す。そして………

 

ゆうか「はいはい。じゃあ第4Qだけど………優くんを戻すわよ」

 

監督のゆうかは、優をベンチから再びコートに戻す事を告げる。

 

優「分かりました。でも監督、僕から1つお願いがあります」

 

優はそれに頷きながらも、何か策を立てたのか、ゆうかに対し提案をするのだった………

 

 

 

一方、鬼ヶ島ベンチでは………

 

浅野間「選手交代をする。浮世に変わり十原が入れ。白宮優をマークだ」

 

浅野間の指示で、浮世に変わって十原が入る事となった。どうやら、優がコートへ戻る事を見越し、十原に徹底マークさせる事が狙いのようだ。

 

十原「分かりました」

 

十原は頷き、優との対決を再び意識する様子を見せる。

 

浅野間「(………正直、十原と白宮優の2人が激突すれば中々決着がつかずに膠着してしまうだろうが………こっちがスコアでギリギリ勝っている以上、無理をせずに挑むべきだ………!)」

 

今、スコアで勝っているのは鬼ヶ島。そう考えれば、優と十原の2人の対決が膠着しても問題は無い。それが浅野間の考えだった。

 

審判「………第4Q始めます!!」

 

少しして、ブザーが鳴り、第4Qの開幕が宣言される。

 

十原「よし、行くぞ!!」

 

鬼ヶ島のメンバーは十原の言葉でコートに入る。そして優も羽織っていたジャージを脱ぐと………

 

優「よし、あと10分! 最後の大勝負だ! 気合い入れていくぞ!!」

 

巫魔メンバーはコートへ入った。観客席で見ていた修也達も緊張感を強め………

 

修也「鬼ヶ島相手に4点差………しかし、ミドレーユと十原清九郎は全くの同格………どうするんだろうな」

 

特に、優と十原の互角さに首を傾げていた。

 

芽衣「ミドレーユくんもそんな事は気づいているはず………もしミドレーユくんに策があるなら、話は変わってきそうだけどね………」

 

この膠着を変える鍵は優にある………芽衣はそう考えながら優に視線を向けるのだった………

 

 

 

試合時間は第4Qの残り10分のみ。果たして、優に対抗の術はあるのか? この試合を制するのはどちらなのか………!?

To Be Continued………




次回予告
巫魔は試合開始時点で既に策を張り巡らせていた。なんとこの場面で優と美矢のポジションを変える優PG作戦を決行し………!?
次回「最終盤で奇策」
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。