幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
優が強引に狙った{究極のダンク(アルティメットダンク)}。その狙いは試合の空気を変えることだった。優の言葉でチームの空気は変わり………?


第341話 もう惑わされはしない

紆余曲折ありながらも無事に試合が再開。ボールは鬼ヶ島ボールからだった。

 

十原「(巫魔の空気が変わった………これは油断ならないぞ………)」

 

十原は巫魔の空気が先程の時間内で変化した事を悟ると………

 

十原「皆、油断するなよ! 依然としてスコアは巫魔に負けてるからな!」

 

十原はチーム内に警戒を呼びかける。そして、ボールは五十鷹に渡ると………

 

優「ディフェンス! 絶対にここ守るぞ!」

 

優はディフェンスを指示。巫魔メンバーはマンツーマンディフェンスで守りを固める。

 

観客「頑張れ、鬼ヶ島! そんなチームに負けるなー!!」

 

会場内は息を吹き返したかのようにまたしても鬼ヶ島応援の雰囲気が強まる中………

 

優「はあっ!」

 

優が見事にボールをスティール。優がボールを手にすると………

 

優「よし! 皆、前線に上がっていけ!」

 

優は攻撃を指示。巫魔のメンバーは前線へ上がり始める。

 

十原「五十鷹! 優くんの相手は俺がやる!」

 

十原はそう言って、再び優と対峙する場面を作る。

 

優「(来たか………!)」

 

優は十原が目の前に走ってきたタイミングでバックパス。ボールは美矢に渡る。

 

観客「またその戦法かよ!!」

 

これに対し、懲りず観客のヤジが飛んで来たが、美矢達は特に動揺しておらず………

 

美矢「行け、春香!!」

 

美矢は春香へとボールをパスする。

 

春香「ナイスです!」

 

春香はボールを受け取ると、そのままスリーポイントシュートを放った。春香のシュートは綺麗にゴールへと沈み、スコアは70vs60となった。

 

優「いいぞ、春香! 」

 

優は春香を褒める。春香は嬉しそうなを見せながら頷く。美矢達も春香に駆け寄ると、自陣へ戻りながらもハイタッチを交わしていく。

 

観客「あ、アイツら………なんか調子よくなってないか?」

 

観客達は、チームの雰囲気が良くなって来た事に首を傾げる。ざわめく観客達を目にした優はニヤリと唇に笑いを浮かべると………?

 

優「(どうだ、観客ども………! 巫魔のメンバーはお前達の野次にもう恐怖も怯えもない………チームの皆はもう………お前等の攻撃に惑わされはしない………!!)」

 

観客達のざわめきに対し、優は心の中でそう考えていた。実際、観客の声で動揺を受けていた美矢、積牙、光一の3人はすっかり調子を取り戻している。これにより、巫魔の空気はすっかりと回復し、最後の勝負に向けてチームの息を合わせ始めるのだった………

 

 

 

優のプレイングで調子を取り戻した巫魔メンバー。果たして、鬼ヶ島相手にこのまま逃げ勝つ事は出来るのか………!?

To Be Continued………




次回予告
鬼ヶ島との対決は激しさを増す中で、巫魔は冷静なプレイングで有利を維持しつつけていた。しかし、鬼ヶ島は強く、時間が進む度に点差も縮まっていき………!?
次回「最後まで油断するな」
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