幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
残り時間が20秒を下回る中、優がここで十原をブロック。しかし、三影に対する積牙のディフェンスがファールとなってしまい、1点差でフリースローを許してしまい………!?


第344話 運命の歯車は

タイムアウトが明け、三影のフリースローが始まろうとしている中、巫魔の目は鋭いものだった。

 

十原「(諦める気は無いみたいだね………)」

 

十原はそれを見て、巫魔が諦める気など無いことを察する。そして、三影はボールを放る。そしてボールが落下し………

 

優「………走れ!!」

 

ボールがリングに触れるギリギリで指示を飛ばした。そして、三影の放ったシュートはリングに当たって跳ね返った。

 

美矢「よし、キャプテンの読み通りだ………!!」

 

美矢は喜びを見せる。積牙と光一がジャンプした時点で残り時間は6秒にまで減り、巫魔に希望が見られる………

 

三影「外すのは想定内なんだよ!!」

 

しかし、三影が外したのは意図的なようで、同じタイミングで三影も飛んでいた。ボールに真っ先に触れたのは三影であり………!?

 

三影「キャプテン! 最後は頼みます!!」

 

三影は後ろに立っていた十原にボールをパス。残り時間4秒のタイミングで絶妙な判断である。

 

十原「(トドメと行きたいが………来るよね)」

 

十原は後ろへジャンプしながらシュートを狙う。しかし、彼の目の前には跳躍の為に沈み込んでいる優がいた。

 

十原「行くぞ、優くん! これが俺の全力の{ロウフェイダウェイシュート}だああっ!!」

 

十原が放った最後のシュートは、背中が地面に着くスレスレのタイミングで放たれ、ボールも試合の中で1番高く打ち上がった。

 

優「(十原さんはやっぱり100%………いや、それ以上のものを打ってきた………流石全国トップクラスのシューターだ………でも、僕だって負けはしない!! 高く………高く………十原さんのシュートすら届く高さにまで飛べ!! 白宮優!!)」

 

優は十原のシュートに感心しながらも、高く飛び上がる事を望んでいた。

 

優「うああああああっ!!」

 

優は声を上げながら飛び上がる。そして、優の跳躍はこれまで以上に高く………!?

 

十原「なっ!? 届く………のか………!?」

 

十原の放ったボールを優の右手は捉えた。そして………

 

優「運命の歯車は………僕に向いたようだな!! だああああああ!!」

 

優は力強くボールを叩き落とした。優の叩き落としたボールはコート外に向かい、力強く地面へ落下。同時に試合終了を知らせるブザーが鳴り………!?

 

審判「試合終了!!」

 

審判は試合終了を宣言。結果としてスコアは72vs71の1点差で終わるのだった………

 

 

 

巫魔vs鬼ヶ島の激闘はギリギリで巫魔が守り抜き、準決勝は巫魔の勝利に終わった。長きに渡る激闘はいよいよ終わりを迎え、巫魔は遂に決勝戦に挑む事となるのだった………

To Be Continued………




次回予告
長い激闘を制して鬼ヶ島を倒した巫魔。十原達は優達の事を素直に賞賛し………!?
次回「決勝も頑張ってくれ」
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