守城vs魔帝の対決が開幕。ジャンプボールを湯津が制し、戦記と湯津のコンビによるアリウープで守城が先制点を奪うのだった………
湯津が2点を決め、魔帝の反撃。PGの鮎川がボールを運び、前線へと上がっていく。
大牧「(良太にしては珍しく速い攻撃だったな………ま、どう来ようが俺には関係ないぜ………!)」
大牧は戦記の速い攻撃に多少驚いていたが、気にする事無くゴール下まで走る。
戦記「ディフェンス! インサイドを固めろ! 山野、君は7番をマークだ!」
戦記は鮎川の前に立つと、スリーポイントシューター対策で山野に夢野をマークさせる。
美矢「戦記の指示が速い………流石の指揮力だな………」
観客席の美矢から見て守城のディフェンスは速く、それを素早く支持する戦記の指示能力に驚いていた。
大牧「(おっと………これだと美幸がスリーを狙えねぇな………それに良太はディフェンスにおいてはニホン最強クラスだ。莉奈も全国で五指に入る程上手いが、良太相手じゃ相性が悪すぎる………)」
そして、戦記と鮎川のマッチアップに対し、戦記の方が有利であると大牧は考えていた。
大牧「莉奈! 無理して良太と1on1するなよ! 無理なら全然パスして構わないからな!」
大牧は鮎川へアドバイスをする。
鮎川「は、はい!」
鮎川はそう言って、戦記相手に様子を見ていた。
夢野「莉奈! 落ち着いて落ち着いて!」
SGの夢野は落ち着く様子を見せる。
優「(魔帝のチーム内の雰囲気が良い………チームの雰囲気の良さはチームワークを上げるが………)」
鮎川「六太郎先輩!」
鮎川はPFの嶋川にボールをパス。
戦記「栗原! 無理なディフェンスはするな! 湯津、フォロー!」
戦記は事が動いでもなおすぐに軌道修正をし、指示をする。
優「(戦記の指示が速い………それに体感したからこそ分かるが、湯津さんの守備範囲は思ったよりもずっと広い。6番栗原と8番の井間の2人は思ったよりも背が無い………でも、湯津さんの有効範囲ギリギリに立つ事で、湯津さんがディフェンスに行ける………)」
優は守城のインサイドの硬さの理由を改めて頭の中で思い返していた。
大牧「六太郎! ここは俺に任せてくれ!」
大牧も嶋川に対してパスを要求。
嶋川「くっ………そういうからには………決めろよ、大河!」
嶋川は口が悪いながらも大牧へボールをパス。これにより湯津vs大牧の対決に。
大牧「行くぞ!」
大牧はそう言うとボールを両手で持ち、大きく飛び上がる。
修也「ダンクか………!」
この会場にいるバスケ選手達は、大牧の狙いがダンクである事を察した。
湯津「させるか!」
湯津はこれを防ごうと大牧の持つボールに触れる。
湯津「うおおおっ!!」
湯津はそのままボールを押し返そうとする。
大牧「(成長したな、湯津………去年は俺のボールに触れすらしなかったもんな………だが………)………甘いぜ! 俺のダンクは………簡単には止められねぇよ!!」
しかし、大牧はそのまま力づくで押し返し、ボールをゴールにねじ込むと、そのままゴールリングを掴み、そのままへし折ってしまった。
観客「うおおおっ!! 本日2回目のゴール破壊だー!?」
大牧が見せた恐ろしいダンク。湯津もこれには驚いていた。
湯津「(な、なんつー威力だ………下手したら俺の手が折れてた………)」
湯津は大牧の放ったダンクの威力に唖然としていた。
大牧「ありゃ………本当にゴールを破壊するとは………俺の必殺ダンク{破壊のダンク(デストラクションダンク)}は………」
大牧はダンクの強さに驚いていた。
優「破壊のダンク………デストラクションダンク………!」
そしてその破壊力を目にした優もまた、驚きを隠せずにいたのだった………
試合開始早々から両チームのCの攻撃が爆発する守城vs魔帝の試合。果たして、この試合に勝つのはどちらなのか………!?
To Be Continued………
次回予告
試合は第1、第2Qへと進んでいくが両チーム共に互角であり、試合のスコアは24vs24と拮抗が崩れる気配を見せない。そんな中、戦記はその拮抗を壊す為に動きだし………!?
次回「俺を忘れるな」