幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
美矢が優を呼び出したのは、優がミドレーユ・ゴッドだと気づき、それを真実か確かめる為だった。珍しく怒りを見せる優は、自分の事をバスケ部の人間にバラすかを賭けた勝負に挑み………?


第35話 異論は認めません

翌日、ゆう達は県大会の会場である体育館に来ていた。そう、この日は田武高校との試合である。

 

 

 

そして、巫魔高校と田武高校はアップを行う。優は今回は出場しない為、ベンチで様子を見ていた。

 

湯津「田武か………また昨年ベスト8の強豪校が相手とは強豪だな………」

 

戦記と湯津も今回の4回戦を見に来ていた。

 

戦記「優抜きでこんな高校を倒せないようなら、巫魔は全国へは行けないだろう」

 

戦記は現在の巫魔の様子を見ていた。すると………

 

???「あれ? あの高校!」

 

突如、戦記達を指さす人物が。

 

戦記「………どこの高校の人間だ」

 

戦記は声の聞こえた方を向く。そこには3人のジャージを着た2人は女子、残る1人は男子がいた。

 

湯津「あ、確か東京の友力高校ってとこの選手だよ。ほら、昨年全国ベスト16の新興高校」

 

そこにいたのは、友力の高校の選手にして、元優のチームメイトであった修也、アリサ、芽衣の3人だった。

 

戦記「東京からわざわざ来るとはな。目当てはどっちだ?」

 

戦記はそう問いかけると………

 

アリサ「ユー目当てに決まってるじゃん」

 

アリサの言葉から優目当てだと理解した戦記は………

 

戦記「東京にもファンがいるとは、面白い学校だな、巫魔は」

 

フッと、微かにだか笑ってそう呟いた。しかし、直後、修也達は巫魔の12番のユニフォームを着る美矢を見て首を傾げた。

 

修也「あれ? あんな選手いたっけ? 12番は別の女の子じゃなかったか?」

 

修也がそう言うと、戦記達もそれに気づいた。

 

湯津「そういや、確か夢野明日香とかいう女の子が12番だったはずだよな? というかルール違反じゃねえのか?」

 

湯津は首を傾げた。

 

戦記「………大会委員会へ選手変更を申請し、正式な手続きを行えば、選手交代は可能だ。まあ、強豪校でもあまりやらないが」

 

戦記はそう言って、選手が変わった理由を語る。

 

芽衣「あの人、どこかで見た事ある気がする………」

 

芽衣は美矢を見て、どこか既視感を見せたのだった………

 

 

 

そして試合開始前、優達巫魔選手はベンチにてミーティングをする事に。だが、巫魔ベンチは珍しく荒れていた。

 

光一「な、何言ってんだよ………!?」

 

光一はゆうかに対し声を荒らげる。

 

ゆうか「………聞こえなかったかしら? この試合は美矢ちゃんを使うわ」

 

ゆうかは試合に美矢を起用する気だった。

 

光一「な、なんでこんな奴を使うんだよ!! 俺は反対だ!!」

 

光一はそう言って反対する様子を見せた。

 

ゆうか「異論は認めません」

 

しかし、ゆうかは引き下がらない。

 

光一「ぐうっ………!」

 

光一はゆうかを睨みつけるが………

 

ゆうか「文句があるなら貴方は使いません」

 

ゆうかがそう言うと、光一は嫌々黙った。そして、巫魔のメンバーは以下の通りとなった。

 

 

 

巫魔高校(黒)

PG 12番 天野 美矢

SG 5番 白宮 春香

SF 10版 江野 積牙

PF 14番 炎塚 ほのか

C 17番 相田 光一

 

 

 

優「………正直不安は大きいが………頼むぞ、美矢………!」

 

優はそう言って、試合を見守る事を決めたのだった………

 

 

 

第4回戦、田武高校との試合。巫魔内は荒れながらも、美矢を加えて試合に挑む事に。果たして、その行方は………

To Be Continued………




次回予告
美矢を加えた巫魔高校は最初から攻め、美矢は序盤から鮮やかな戦術とパスを魅せる。その様子を見た芽衣は、気になっていた選手が天野美矢だと気付き………!?
次回「天野美矢だ」
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