幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
守城リードで始まった第3Q。しかしこの場面でCのはずの大牧はスリーポイントシュートを決めてしまった。その事で大牧はオールラウンダーである事が発覚してしまい………!?


第354話 止める方法は無いのか

大牧がオールラウンダーとしての力を見せた事で試合の流れは一気に変化を始めてしまった。

 

大牧「もういっちょ行くか! はあっ!」

 

大牧は次の攻撃でもまたスリーを決め、点差を次々と縮めていく。

 

修也「Cであり、バスケット選手に適した身体を持ちながら全ポジションが出来る実力があるなんて………そんなバスケット選手なんで一握りだろ………!? それも高校生でなんて………有り得るのかよ………!?」

 

修也には理解が出来なかった。修也は自分のバスケに対する才能に幾らか自信を持っているようだが、大牧はそんな修也の自信をへし折ってしまう程だった。

 

優「………大牧さんはバスケをやるべくして生まれた選手と言ってもいいくらいの才能、技術の持ち主だ。そりゃ、策を立てる頭の回転やコートを見る視野の広さ………そういう司令塔的な才や実力を持っているのは戦記さんだろう。でも、大牧さんは戦記さんどころかニホン全土の高校バスケ選手を凌駕した安定性のスペックを持っていると言っても過言じゃない………」

 

優も大牧の強さを目にし、彼のバスケット選手としての異次元の強さに驚愕しつつも納得を見せていた。

 

優「(パーフェクトオールラウンダー………その異名に恥じない人だよ、大牧さんって人は………!)」

 

優は大牧の異名を知っていたようだが、これが誇張でもなんでもない事を知り震えていた。続く守城の攻撃に対しても………

 

大牧「はあっ!」

 

大牧が井間に対するボールをスティール。

 

戦記「ぐっ! 戻れ!」

 

戦記はディフェンスを指示。しかし、ボールを奪った大牧は1人でドリブルをする。

 

湯津「(速えぇ!?)」

 

そのあまりの速さに守城選手達は驚きを隠せなかった。なんとか戦記が戻り………

 

戦記「行かせるか!」

 

大牧との1on1に持ち込んだ。

 

大牧「良太相手と1on1か………俺にとってはあんまり好ましい状況じゃ無いけどな………」

 

流石の大牧も戦記相手では慎重になり、動きを止めた。

 

大牧「まあでも、関係はねえけど………な!」

 

大牧は強引にスリーを放つ。

 

戦記「(強引に投げた………しかし姿勢とタイミングはツギハギ………)………湯津、リバウンドだ!」

 

戦記な大牧の姿勢などから外れる事を予想し、湯津へリバウンドを取るよう指示。

 

大牧「外れる事は分かってんだよ!!」

 

しかし、大牧は外す事を計算していたのか、シュート後に指示をしていた戦記の横を通り過ぎた。

 

戦記「何っ………!?」

 

そして、ボールがリングに弾かれたタイミングにて、大牧はジャンプ。ボールを掴むとそのままダンクでゴールにねじ込んだ。

 

光一「ダンクでねじ込んだ!? 何をしても1人でフォローしちまうなんて………止める方法は無いのか!?」

 

これには誰もが驚きを隠せずにいた。

 

優「………守城のリードが崩れ始めた………たった1人でその空気を変えるとはね………」

 

優は大牧1人で試合の空気を変えてしまった事に驚きを隠せずにいたのだった………

 

 

 

大牧1人で試合の空気を一気に変えてしまい、守城のリードは崩れた。果たして、このまま魔帝が流れを掴んでしまうのか………!?

To Be Continued………




次回予告
第3Q終了時に1点差に追い詰められてしまう守城。戦記は大牧の強さを認めつつも、彼のプレイに弱点がある事を告げ………?
次回「奴にも弱点はある」
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