幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
魔帝高校が決勝戦の相手となり、戦記と大牧の対決は終わる事になった。そして、優達も決勝に向けて練習をやりに帰る事を決めたのだった………


第362話 わくわくしてるんだ

優達は白宮家の家の近くに設置された体育館で練習をしていた。

 

優「はあっ!」

 

巫魔メンバー………特にベストメンバーである優達6人は気合を入れていた。

 

修也「(すげえ気合だ………!! 手伝いに来たのに俺達が豆粒に思える程の勢いに思えてくるぜ………!!)」

 

手伝いに来ていた修也達は優達の勢いに圧倒されていた。

 

結衣「みなさーん!! 休憩でーす!!」

 

マネージャーの結衣が大声で声をかけると、ようやく優達は落ち着きを取り戻し、近くにあったベンチの方へと走っていった………

 

 

 

優達が休憩をとったタイミングで、優達は疲れから息をあげていた。優に至っては汗が滝のように流れていた。

 

芽衣「汗の量が尋常じゃない………脱水で倒れるよ?」

 

芽衣はそう言うと3本同時にスポーツドリンクを優に渡した。

 

美矢「ドリンク3本必要なレベルってヤバすぎるだろ………」

 

美矢は優の水分消費のイカレ具合にドン引きしていた。

 

アリサ「懐かしいね。ユーが5分くらい水道で水を飲んでた時あったね」

 

アリサが補足するように、過去にも似たような事があったようだ。

 

美矢「水中毒で死ぬだろ………」

 

美矢は概要を聞いて更にドン引きしていた。

 

優「ぷはあっ! まだ水分が足りない!」

 

優は芽衣から渡されたスポーツドリンク3本を飲んでも足りない事を口にした。

 

修也「………最近、ミドレーユが中学の頃に戻り始めてるように感じるんだが………それに、何がお前をそこまで突き動かしているんだ? お前ってそんなに体力ある方じゃないだろ?」

 

修也は、優の様子に首を傾げながらそう問いかける。

 

優「………修也、今の僕って狂ってると思うか?」

 

そんな修也に対し優は逆にそう問いかけた。

 

修也「えっ? ………まあ何割かはな………」

 

修也は本音を口にした。それを聞いた優はフッと笑いを零すと………

 

優「………なら良かった。実は今の僕、わくわくしてるんだ。ここまで自分を抑えられないのは初めてなんだ………!」

 

優は安堵と興奮を交えた様子でそう呟く。

 

修也「おいおい、相手は魔帝だぞ? 何をどうしたらそんなに喜べるんだ………」

 

修也は優の様子に引いている様子を見せながらも………

 

修也「………ま、お前らしくて逆に安心するけどな」

 

修也はそう言って逆に安心する様子を見せるのだった………

 

 

 

決勝に向けて気合を入れる優達。未知なる強豪との対決に心を燃やす優は周囲をドン引きさせる程のものだった。しかし、裏を返せばそれだけ試合への意気込みがとてつもなく大きいものである事も物語っていたのだった………

To Be Continued………




次回予告
解散後、優は珍しく眠れずにいた。そんな優に手を差し伸べたのは同じ部屋の春香であり………?
次回「気がついたら明日ですよ」
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